ソイレント・グリーン
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| ソイレント・グリーン | |
|---|---|
| Soylent Green | |
| 監督 | リチャード・フライシャー |
| 脚本 | スタンリー・R・グリーンバーグ |
| 製作 | ウォルター・セルツァー ラッセル・サッチャー |
| 出演者 | チャールトン・ヘストン |
| 音楽 | フレッド・マイロー |
| 撮影 | リチャード・H・クライン |
| 編集 | サミュエル・E・ビートリー |
| 配給 | MGM |
| 公開 | |
| 上映時間 | 97分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
『ソイレント・グリーン』(Soylent Green)は、1973年のアメリカ映画。ハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』をベースとした、人口爆発により資源が枯渇し、格差が拡大した、暗鬱な未来社会で起こる殺人事件とその背景を描いたSF映画。
ストーリー[編集]
2022年、留まるところを知らない人口増加により、世界は食住を失った人間が路上に溢れ、一部の特権階級と多くの貧民という格差の激しい社会となっていた。肉や野菜といった本物の食料品は宝石以上に稀少で高価なものとなり、特権階級を除くほとんどの人間は、ソイレント社が海のプランクトンから作る合成食品の配給を受けて、細々と生き延びていた。そしてある夜ソイレント社の幹部サイモンソン(ジョゼフ・コットン)が殺害される。ニューヨークに住む殺人課のソーン刑事(チャールトン・ヘストン)は、同居人の老人・ソル(エドワード・G・ロビンソン)の協力を得て捜査に乗り出すが、様々な妨害を受けた後、新製品ソイレント・グリーンの配給中断による暴動のどさくさに紛れて暗殺されそうになる。
そんな中、自室に戻ったソーンは、ソルが「ホーム」に行ったことを知る。慌ててホーム=公営安楽死施設に向かったソーンは、真実を知ってしまったが故に死を選ぶしかなかったソルの最後を見届けることになる。草原や大海原などの映像とベートーベンの交響曲第6番「田園」の響きに包まれてソルが死んだ後、ソーンはその遺言に従い、裏づけをとるために死体を追跡する。そしてソルをはじめ多数の死体がトラックでソイレント社の工場に運び込まれ、人間の死体からソイレント・グリーンが生産されている事実を突き止める。その後、暗殺者の襲撃を受け、彼らを倒したものの自身も深手を負ったソーンは、病院に搬送されながら叫ぶ。
「ソイレント・グリーンの原料は人間だ。早く何とかしないと、今に食糧生産のために人間を飼うようになる。その前に何とかしなくてはならないんだ!」
キャスト[編集]
- チャールトン・ヘストン(日本語吹替:納谷悟朗):ロバート・ソーン
- エドワード・G・ロビンソン(日本語吹替:浮田左武郎):ソル・ロス
- チャック・コナーズ(日本語吹替:大塚周夫):タブ・フィールディング
- ジョゼフ・コットン(日本語吹替:吉水慶):ウィリアム・シモンソン
- リー・テイラー=ヤング:シェリル
※日本語吹替:初回放送1978年4月21日 フジテレビ 『ゴールデン洋画劇場』版
備考[編集]
- 1974年アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞、サターンSF映画賞受賞。
- ラストの「人間を飼うようになる」という台詞の伏線として、既に特権階級では若く美しい女性を家具として部屋に置くことが当然となっている。
- ソルに代表される複数の老人は、幾多の書物から知識を得て自らも「本人間」ともいうべき存在となっている。レイ・ブラッドベリの『華氏451度』に登場する、本の内容をまるごと暗記してそらんじることのできるレジスタンスを連想させるが、彼らとは異なり職業として「本」という物品の代用となっている。
- 「本人間」を演じたエドワード・G・ロビンソンは本作の公開前に他界しており、本作品が遺作となった。
- 「ソイレント」とは大豆(soybean)とレンズ豆(Lentil)から連想された造語とされる。
- 藤子・F・不二雄の短編作品『定年退食』は設定やストーリーに類似点があるが、藤子は盗作を否定している(『カンビュセスの籤』、中央公論社1987年刊の「まえがき」)。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ソイレント・グリーン - allcinema
- ソイレント・グリーン - KINENOTE
- Soylent Green - AllMovie(英語)
- Soylent Green - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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