デンマーク陸軍

王立デンマーク陸軍（おうりつデンマークりくぐん）、通称デンマーク陸軍は、デンマークにおける陸軍組織である。冷戦終結後は、徴兵に依存する割合を減らし、国際活動に重点を置く様になってきている。

デンマーク陸軍は、国連およびNATOの平和維持活動の一環として、ボスニアに派遣されている。派遣部隊は即応旅団から引き抜かれたものであり、NATOの指揮下で、イギリス機甲旅団と協力し任務にあたっている。コソヴォやイラクにも派遣されており、イラクでは2003年8月には戦死者も出している。

組織

デンマーク陸軍は2001年に、大幅な組織改革を行い、2個騎兵連隊と2個歩兵連隊で構成されるようになった。騎兵連隊は3から7個大隊、歩兵連隊は7個大隊で構成されている。

装備

戦車は、レオパルド2を使用しており、A5相当にアップグレードされている。また。M113装甲兵員輸送車やピラニア装甲車も有している。支援火力として、M109自走砲のほかM270 MLRSを装備している。小銃はM16のバリエーションである、Diemaco C7を装備、その他、MG3軽機関銃、カールグスタフを装備している。

航空部隊として、OH-6が採用されており、対戦車ミサイルを装備し、軽攻撃ヘリコプターとして使用されている。

関連項目

• デンマーク郷土防衛軍