渡邊彰悟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渡邉 彰悟(わたなべ しょうご)は日本弁護士。第一東京弁護士会所属、いずみ橋法律事務所代表を務める。

略歴[編集]

1990年4月、弁護士として登録(42期)し、第一東京弁護士会所属にした。はやぶさ法律事務所入所し、2000年10月にいずみ橋法律事務所開設。早稲田大学大学院法務研究科客員教授[1]

在日ビルマ人難民申請弁護団として、国民民主同盟系民主化団体のメンバー[2]ロヒンギャ系難民[3]などのミャンマー人難民申請に関わった[4]。また、カルデロン一家問題では支援弁護士として政府の対応を批判し[5]、メディアで一家への援助を呼びかけた[6][7]

著作物[編集]

共著[編集]

  • 難民問題研究フォーラム編『難民と人権-新世紀の視座』(2001年、現代人文社、ISBN 978-4877980481
  • 東京弁護士会外国人の権利に関する委員会編『実務家のための入管法入門』(2004年、現代人文社、ISBN 978-4877982133
  • 東京弁護士会外国人の権利に関する委員会編『実務家のための入管法入門 改訂第2版』(2009年、現代人文社、ISBN 978-4877984298
  • 日本弁護士連合会人権擁護委員会編『難民認定実務マニュアル』(2006年、現代人文社、ISBN 978-4877982881
  • 日本弁護士連合会人権擁護委員会編『難民認定実務マニュアル 第2版』(2017年、現代人文社、ISBN 978-4877986544
  • 大橋毅、関聡介 & 児玉晃一『日本における難民訴訟の発展と現在』(2010年、現代人文社、ISBN 978-4877984502

脚注[編集]

  1. ^ 弁護士紹介 | いずみ橋法律事務所”. izumibashi-law.net. 2022年1月27日閲覧。
  2. ^ “法務省、異議認め難民認定 ミャンマー民主派の3人”. 読売新聞 東京朝刊: p. 34. (1999年5月10日) 
  3. ^ “ミャンマーのロヒンギャ族 母国「国民でない」 強制送還できず…急増150人”. 読売新聞 東京朝刊. (2008年2月19日) 
  4. ^ “[論点スペシャル]難民認定 保護と偽装の間で”. 読売新聞 東京朝刊: p. 11. (2015年5月14日) 
  5. ^ “比少女「両親と暮らしたい」、家族退去巡り国連報告者と面会。”. 日本経済新聞 沖縄夕刊: p. 56. (2010年3月27日) 
  6. ^ “1人残留か帰国「選べない」 比一家長女、会見で=埼玉”. 読売新聞 東京朝刊: p. 33. (2009年2月27日) 
  7. ^ “出頭の父、強制収容、フィリピン人少女「ショック」。”. 日本経済新聞 北海道朝刊: p. 38. (2009年3月10日) 

外部リンク[編集]