民事地方裁判所

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民事地方裁判所(みんじちほうさいばんしょ)とは、日本においては、裁判所構成法中改正法律(昭和10年4月4日法律第29号)による裁判所構成法の改正により裁判所構成法第2条2項に、「地方裁判所ハ必要ニ応シ之ヲ民事ノミヲ管轄スルモノ(民事地方裁判所)又ハ刑事ノミヲ管轄スルモノ(刑事地方裁判所)ト為スコトヲ得」と定められたことにより設置された、民事事件のみを担当する地方裁判所のこと。裁判所ノ廃止及設立ニ関スル法律(昭和10年4月4日法律第30号)により、東京地方裁判所を廃止して、東京民事地方裁判所と東京刑事地方裁判所が設置された。施行期日は、昭和十年法律第二十九号(裁判所構成法中改正)外七件施行期日ノ件(昭和10年4月20日勅令第88号)により、1935年(昭和10年)5月1日。裁判所法及び下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律により1947年5月3日よりふたたび東京地方裁判所に統合された。東京以外では分割はされなかった。

概要[編集]

地方裁判所を民事と刑事に分割したものであり、民事事件の管轄権は、他の地方裁判所と同じである。民事地方裁判所には検事局が置かれず、検事の権限は民事地方裁判所と同じ管轄区内の刑事地方裁判所の検事が行使した。

関連項目[編集]