歌川貞雅

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歌川 貞雅(うたがわ さだまさ、生没年不詳)は江戸時代末期の浮世絵師

来歴[編集]

歌川国貞の門人。褸窓[1]と号す。葎窓貞雅と号して幕末[2]滑稽本、合巻の挿絵などを描いている。万延元年に滑稽本『質屋雀』を自画自作、文久2年から慶応3年にかけて合巻『蘇防染桜模様』を自画自作している。なお、『蘇防染桜模様』では2代目歌川国貞歌川国孝も挿絵を描いている。

脚注[編集]

  1. ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻による。
  2. ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻は天保ころ、とする。

参考文献[編集]