楽劇座

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楽劇座(がくげきざ)は日本劇団。芸術監督は関口純(公益社団法人日本演劇協会会員・ドイツ語学者関口存男の曾孫)。

概要[編集]

  • 2010年4月楽劇座オープニングシリーズ『ゼツアンの善人』で旗揚げ。以降、海外の個展作品からオリジナルの音楽作品(ミュージカル)まで、幅広いジャンルの舞台を上演。
  • 2012年6月より、新宿区新宿で専用劇場THEATER Rrose Sélavy(シアターローズセラヴィ)を運営。日本では数少ない、専用劇場を保有する劇団である。
  • 演劇では実現不可能と言われた同一キャスト・演出家による月1~2回の新作上演を実現し注目を集めている。
  • 代表作は『マカロンちゃんの憂鬱』シリーズ(2.5次元ミュージカル)、『Songs』シリーズ(楽劇座ミュージックシアター)等。
  • 2015年よりécole professionnelle(エコール・プロフェッショナル)を開設。スキルアップを目指すプロの俳優向けコースの他、基礎コースも設け、プロではない人に向けても演劇の裾野を広げる活動を行い、日本の文化・芸術活動の充実を計っている。

演出家[編集]

  • 関口純(公益社団法人日本演劇協会会員)

主な公演[編集]

2010-2011

  • 『ゼツアンの善人』(脚本:ブレヒト)
  • 『タルチュフ』(脚本:モリエール)
  • 『七つの大罪 そして…』(原案:ブレヒト/脚本:関口純)

2012

  • 『赤ずきんちゃん、お帰りなさい』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱 〜ビターなヤツだぜ!の巻〜』
  • 『アリスは何処へいった?』
  • 『真夜中の人形たち』
  • 『Marie! 〜鏡の中のマリー・アントワネット〜』
  • 『星の日記帳』

2013

  • 『エッフェル塔は今日も3.5度傾いている』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱2 〜バレンタインにライバル登場!?の巻〜』
  • 『dollism 〜もうひとりのわたし〜』
  • 『フルーツ調書 〜少女は甘く渇いた故郷を目指す〜』
  • 『アリスがいないアリスのお茶会』
  • 『PI-YO PI-YO 〜鳥籠の扉はスコットランドヤードで午前3時に開く〜 』
  • 『君がいた夏、僕はひとりでかき氷を食べた。ごめん… 』
  • 『この鍵、ダレのもの? 〜ありふれた忘れ物におけるアリス的考察〜』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱 エピソード0 〜懐かしいけど初めまして!の巻〜』
  • 『Songs 〜私に語りかけるもの〜』
  • 『可愛い殺意 〜世にも奇妙な人形ごっこ〜』
  • 『小さな嘘・大きな奇跡 〜雪の降る夜、天使は微笑み、そのとき街は星になる〜』

2014

  • 『さよなら こんにちは』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱3 〜僕はBonBon! 名家生まれの名菓育ちと人は言う!の巻〜』
  • 『メディウスは、ときに爆弾も必要さといった』
  • 『PI-YO PI-YO2 PIYOはつらいよ 北極旅情編』
  • 『THEATER Rrose Sélavy 2nd Anniversary Songs 2014』
  • 『その時、少女は汽車に乗って 〜フランクリン・ルーズベルトは「軽い荷物にしてはいけない」と言った〜』
  • 『AM2:00 遊園地で会いましょう 〜バラ色の明日を夢見る展覧会〜』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱 〜ハロウィン大作戦!の巻〜』
  • 『問右衛門(トウえもん)〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜』
  • 『ボン・ヴォヤージュ!』

2015

  • 『マカロンちゃんの憂鬱 Season2 〜お菓子の国の野望編 お菓子のお菓子によるお菓子のための世界なのだ!の巻〜』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱 Season2 〜お菓子の国の野望編 お菓子なお菓子のお友達!?の巻〜』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱 Season2 〜ひな祭り大作戦!の巻〜』
  • 楽劇座5周年記念公演『Songs』
  • 『デンデンドロイカ』
  • 『アリスは何処へいった?』
  • 『有栖川家の密やかな愉しみ』
  • 『日常(ふしぎ)の都会(国)のアリス 〜Songs4 コードネームはALICE!〜』
  • 『マカロンちゃんの憂鬱』フェスティバル

外部リンク[編集]