松岡純正
松岡純正 | |
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人物 | |
国籍 | 日本 |
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2011年 - |
ジャンル | カルチャー |
登録者数 | 約 9.51万人 |
総再生回数 | 151,058,234回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年6月27日時点。 |
松岡 純正(まつおか よしまさ、1987年〈昭和62年〉- )は、日本のYouTuber、イベンター。プラレールを用いた動画投稿と各地イベントでの設営を中心に活動するプラレーラーとして知られている[1]。埼玉県さいたま市在住[2]。
経歴
[編集]1987年(昭和62年)、東京都生まれ[3]。80社ほど就職試験を受けて、2012年(平成24年)春に大学卒業後、大学職員として就職する[4]。だが仕事の後で3時間説教されるなど環境になじめず約2週間で退職する[4]。その後、福祉業界やIT業業界などを転々とし、同年12月には母校の大学にて契約職員として入職して入試書類の確認などを担当していた[4]。しかし、身体を壊して睡眠障害となったことで勤務が難しくなり、2014年(平成26年)1月に契約不更新を告げられた[4]。
自身にサラリーマンは務まらないと考えた松岡は、学生時代から趣味で猫やバンド活動の動画を投稿していたYouTubeの広告収入で生計を立てることを思いつく[4]。特に動画投稿にプラレールを選んだ理由として、大学時代にブックオフでアルバイトをしていた際に、偶然見かけたプラレールの本に「プラレールの専門家はいない」という趣旨の記述があったことを思い出し、他にプラレールを専門に取り上げている者が居なかったことからプラレールで動画投稿をすることを決める[1]。
最初は時折遊んでいたプラレールの資材20箱を活用してレイアウトを組んで車両を走らせたり、新車両を紹介したりする動画を自宅で1日3本撮影して投稿し始めた[4]。1年目の年収は100万円に届かず貯金が底をついたため、1日2食納豆ご飯で過ごし、テレビや掃除機、趣味のドラムやキーボードも売却してプラレールの購入代に充てていた[4]。1年で動画を1千本投稿し、退職した年の12月には再生回数が計100万回を越えて黒字化を達成する[4]。また、実物の駅を再現して同様の配線にしたり、駅の歴史から調べるリアルさを追求する姿勢が受けて、YouTubeの総再生回数で2020年3月時点で1億回を超える[3]。また、市民ホールなどを借りてプラレールを用いた「路線の再現」にも挑戦し[5]、これらの活動から2017年(平成29年)にはタモリ倶楽部にも出演した[6]。
しかし、2022年にYouTubeの収益が無効になったため、投稿の休止を発表した。休止時点での最後の駅再現は池袋駅である。2022年11月18日投稿の「【プラレール】1両編成で発売してほしい車両10選」の動画から投稿再開。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「教えて先輩! プラレーラー 松岡 純正さん“プラレーラー”という生き方」『就活応援ニュースゼミ』NHK、2019年11月15日。2022年6月27日閲覧。
- ^ 「執念こめた再現、「プラレーラー」 挫折越え、動画で生計 ココハツ」『朝日新聞』朝日新聞社、2018年3月24日。2022年6月27日閲覧。
- ^ a b 上田泰嗣「プラレールのユーチューバー 松岡純正さん」『毎日小学生新聞』毎日新聞社、埼玉、2020年3月17日。2022年6月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 小笠原一樹「「転職4回、クビ1回」からユーチューバー 1年で1千本、やっと黒字に」『withnews』朝日新聞社、2018年3月4日。2022年6月27日閲覧。
- ^ 杉山淳一「「実在駅再現」「レイアウト理論」プラレールを大人がガチで作ったらスゴかった」『文春オンライン』株式会社文藝春秋、2020年5月31日、1面。2022年6月27日閲覧。
- ^ 沓澤真二「プラレールで大阪環状線を全駅再現 忠実さとスケールの大きさに感嘆の声」『ねとらぼ』アイティメディア株式会社、2017年12月26日。2022年6月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- プラレールの宿
- ちゃん松.com(まつおか先生) (@matuoka_sensei) - X(旧Twitter)
- 松岡純正 - YouTubeチャンネル