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朱之璉

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朱之璉(しゅしれん、? - 1730年)は、奉天盛京出身の軍人役人清政府より明王朝皇帝一族の末裔であるとされた。一等侯に封ぜられており、後に一等延恩侯の称号が贈られた。

略歴[編集]

1692年康熙31年)、亳州知州における州の行政長官)に任ぜられる。1707年(康熙46年)、安慶府同治(宋・明・清における文官の役職名)となるが、治水のために亳州知州に再任官される。1712年(康熙51年)、安慶府の同治となり、その後、正定府知事を務めた。

1724年雍正2年)12月に、世祖より一等侯に封ぜられる。1725年雍正3年)から5年、藍旗漢軍の副司令官を務め、1727年雍正5年)から1730年(雍正8年)に藍旗漢軍の司令官となる。同年死去。

1749年乾隆14年)8月、一等延恩侯の称号を追贈される。

参考文献[編集]

清史稿