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普商工農

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

普商工農(ふしょうこうのう)とは、日本の高等学校の学科間の序列を行う言葉である。それぞれの文字普通科商業科工業科農業科の略であり、この順番で高校の序列が行われているということである。このことから農業科というのは偏差値による序列化では一番下ということとなり、学業成績の悪い人が農業に従事するという固定観念も生まれてきた[1]。高校の中途退学率を見てみれば普商工農とは逆に、中途退学率が逆に高い順に農工商普となっていると見ている識者が多い。これは中学校における進路指導において、偏差値による振り分けが行われていることに問題が潜在し、中途退学者の多い高校というのは中学校段階において主体的かつ積極的な志望を持たず不本意入学であるからである[2]

脚注

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  1. ^ 西村いつき「有機農業の担い手育成に関する研究 : 農業専修学校生のナラティヴ分析から」『神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要』第7巻第2号、神戸大学大学院人間発達環境学研究科、2014年3月、67-77頁、doi:10.24546/81006270hdl:20.500.14094/81006270ISSN 18822851NAID 110009784605 
  2. ^ 那須光章「高校中途退学者の中退要因と学習,生活の実態に関する研究」『滋賀大学教育学部紀要人文科学・社会科学・教育科学』第41巻、滋賀大学教育学部、1991年、87-106頁、hdl:10441/2803ISSN 0583-0044NAID 110000457377 

外部リンク

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