春勇斎北雪

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春勇斎 北雪(しゅんゆうさい ほくせつ、生没年不詳)とは、江戸時代大坂浮世絵師

来歴[編集]

春梅斎北英の門人、大坂の人。春勇斎、北雪と号す。作に文政13年(1830年)の役者絵1枚が知られている。

作品[編集]

  • 佐々木丹右衛門・尾上芙雀」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政13年5月 - 9月頃、大坂筑後芝居『敵討伊賀越実録』より。「新蕎麦の 風まぬかれた こゝち哉 芙雀」の句、「春江斎門人 春勇斎北雪画」の落款あり

参考文献[編集]

  • 『上方役者絵集成』(第2巻) 財団法人阪急学園池田文庫、1998年
  • 国際浮世絵学会編 『浮世絵大事典』 東京堂出版、2008年