文京楽器

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株式会社文京楽器
種類 株式会社
本社所在地 112-0002
東京都文京区小石川2-2-13 1F
設立 1947年
業種 小売業
法人番号 9010001123468
代表者 堀 酉基
資本金 2500万円
外部リンク https://www.bunkyo-gakki.com/
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文京楽器(ぶんきょうがっき、Bunkyo Gakki Co., Ltd. )とは、日本楽器小売店である。

概要[編集]

文京楽器は1947年創業の弦楽器専門店である。東京都文京区に店舗を構えている。

沿革[編集]

1947年
1965年
1971年
  • 「第1回楽器店」主催し、収集した名器を一般公開する(以降1981年まで毎年開催)
1974年
1975年
  • 文京楽器製造株式会社に改組
1976年
  • オリジナルヴァイオリンブランド「ピグマリウス」を発表
1980年
  • 新宿サンルートホテルにて「ボウ・フェア」を主催
  • 翻訳本「バイオリン製作 今と昔」1・2部を発行
  • コントラバスプレイヤー「ゲイリー・カー」氏コンサートを主催
1982年
  • 「世界のヴァイオリン・夢のフェスティバル」を主催し、ストラディヴァリ、デルジェスなどの名器約50挺、トルテなど名弓約120本を池袋三越にて展示
  • ピグマリウスの分数モデルが故ドロシー・ディレイ氏に認められ、五嶋みどり氏の楽器として選択される
1983年
  • 弦楽器専門誌「ピグマリウス」創刊(以降10年間40号まで発行)
  • 出資子会社として弓の専門メーカー「株式会社アルシェ」を設立
1987年
  • 音楽事務所と共同で若手音楽家の支援活動を開始
1988年
  • ニューヨークで盗まれたストラディヴァリを弊社で発見、国際楽器窃盗犯検挙に協力、警視庁より感謝状を頂く
1989年
  • コレクションであったチェロの名器(ストラディヴァリ・ゴフリラー・モンタニャーナアマティ)の音色をすぎやまこういち氏のプロデュース、故・徳永兼一郎氏の演奏でCD化
  • ロンドン支店設立
1994年
  • 株式会社アルシェの職人である大瀬国隆がVSA国際製作
  • コンペティションでゴールドメダルをチェロ弓部門で受賞
1995年
  • 翻訳本「バイオリン製作 今と昔」3部を発行
1999年
  • 文京楽器WEBサイトオープン
  • ヴァイオリン製造部門を独立させ出資子会社として「株式会社ビオリーノ」を設立
  • 株式会社文京楽器に改組
2000年
  • ヴァイオリン製作教室「C’s」を設立
2002年
  • 文京楽器ショールームをリニューアル
2004年
  • 文京楽器WEBサイトをリニューアル
2009年
  • 文京楽器WEBサイトを再リニューアル
2010年
  • 本社ビル建て替えに伴い、本郷へ移転
  • 「たのしく・ためになる」弦楽器専門店をコンセプトに営業を開始
2013年 4月30日
  • 「グローバルで開かれたマーケット」を創造するべくTOVIC(トビック)- 東京バイオリントレードセンターをオープン
  • 同店にて日本を代表するヴァイオリニスト・久保陽子さんとサロン・コンサートをシリーズ化Season 1として「久保陽子のバッハ」全6回を開催
2014年
  • 久保陽子のモーツアルトサロン・コンサート・シリーズ、Season 2「久保陽子のモーツアルト」全10回を開催
2015年
  • 久保陽子のベートーベンサロン・コンサート・シリーズ、Season 3「久保陽子のベートーヴェン」全7回を開催、ゲストとして日本を代表するチェリスト岩崎洸氏を迎える
2016年1月
  • サロン・コンサートとレッスンの集大成としてコンサート「MION〜未来へつなぐ音 VOL.1」を文京シビックセンター小ホールで開催
2016年4月
  • サロン・コンサート・シリーズ、Season 4「久保陽子のコンチェルト」全7回がスタート
2016年9月
  • 代表取締役社長に堀酉基が就任、前社長・茶木泰風が代表取締役会長に就任
  • 本郷店をクローズし小石川店に集約

著書[編集]

老舗弦楽器専門店の工房から 〜聞けそうで、聞けないヴァイオリン技術の話〜(2020年8月、せきれい社)

外部リンク[編集]

公式ウェブサイト