慢性表在性角結膜炎
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慢性表在性角結膜炎(まんせいひょうざいせいかくけつまくえん、chronic superficial keratoconjunctivitis)とは角膜表層に進行性の炎症があり、眼球結膜からの血管新生(パンヌス)が存在する状態。この疾患自体をパンヌスと呼ぶこともある。原因は不明であるが、免疫介在性であるともいわれる。犬ではジャーマンシェパードに多く認められる。角膜の色素沈着を伴い、進行すると失明することがある。内科的処置としてステロイド剤の投与、外科的処置として角膜表層の除去を行う。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 日本獣医内科学アカデミー編 『獣医内科学(小動物編)』 文永堂出版 2005年 ISBN 4830032006
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104