息子たち

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息子たち』(むすこたち、Sons)は1932年パール・S・バックが発表した小説。『大地』の続編または第2部に当たる。

あらすじ[編集]

王龍は3人の息子を残した。長男(王一)は父親をついで地主に、次男(王二)は穀物商人に、三男(王虎)は軍閥の一員となった。王龍が亡くなった後、莫大な遺産は3人に分割され、中国の王朝設立という途方も無い野望を持つ王虎は、この遺産と兄たちの援助によって自らの野望を達成しようと考える。兄たちは自らの子供を王虎に預けるが、王一の子供はそれを嫌がって自殺してしまう。王虎は自らが属していた将軍の部下の一部を引き連れて北方に移動し、匪賊に定期的に脅かされる一県を自らの支配下に置こうと考え、その匪賊の頭目をおびき寄せて殺害し、県庁を掌握してその県の実権を握るようになった。王虎は更なる野望に燃えるが、自らの妻や部下の裏切りに遭ったり、息子(王元)が誕生してその息子と暮らすうちに、野望も消えうせていく。