張鴻 (前燕)

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張 鴻(ちょう こう、生没年不詳)は、五胡十六国時代前燕の人物。范陽郡の出身。

生涯[編集]

前燕に仕え、黄門郎に任じられていた。

燕王慕容皝に寵愛されていたが、あるとき突然、頬の下に1寸余のできものが生えてきた。慕容皝はこれを不快に思い、宮中から使いを出して、鵞や鴨を贈って看病させた。

これ以後の事績は、史書に記されていない。

参考文献[編集]