序詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

序詞(じょことば)とは、主として和歌に見られる修辞法で、特定の語の前に置いて、比喩掛詞、同音語などの関係に係る言葉のことである。

概要[編集]

同じような和歌の修辞法に枕詞がある。ただし枕詞とは、音数が五音の言葉が多い点と(長いものもある)、受ける語が固定されず自由であり創作性に富んでいる点で異なる。そのため枕詞と比較しても、内容的に複雑な表現方法と言える。

序詞には二種類の型が見られ、有心の序(うしんのじょ)と無心の序(むしんのじょ)がある。有心の序は意味でつながるもので、無心の序は発音でつながるものである。

序詞の例[編集]

有心の序[編集]

  • 秋づけば尾花が上に置く露の ぬべくも吾は思ほゆるかも
露が消えるように私も消える

無心の序[編集]

  • 風吹けば沖つ白波 たつた山夜半にや君がひとり越ゆらむ
白波が「立つ」と「龍田山」の掛詞>

関連項目[編集]