広島の楽しい100人

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広島の楽しい100人
URL 公式ページ
イベントFacebookページ
設立者 広島の楽しい100人
収益 運営費として、イベント参加時500円
スローガン 知りたい 会いたい つながりたい
開始 2014年9月
現在の状態 現在運営中

広島の楽しい100人(ひろしまのたのしいひゃくにん)とは、「広島の楽しい100人」運営委員会により、広島で2ヶ月に1度、奇数月に開催されるトークイベント

概要[編集]

広島で活動している「楽しい」人にスポットを当て、15分間のスピーチを基調とする会となっている。毎回4名の登壇者がスピーチする。100人になるまで会は実施すると公言している。

2014年9月より隔月(奇数月)開催され、現在、会場は合人社ウェンディひと・まちプラザ6Fのマルチメディアスタジオで行われている。 2015年7月25日(土)は、広島市のコワーキングスペース「ShakeHands」にて開催された。

次回の開催概要は公式のFacebook上で行われる。1ヶ月前より申し込みが行われる。予約がなくても当日参加が可能。 参加者は50〜100名程度。登壇者にあわせて参加者も変わるのが特徴の一つ。

イベントはYouTube Liveネット中継され、過去の動画はYouTubeアーカイブもされている。

イベント背景[編集]

2014年6月に広島県主催の人材集積プロジェクト「ヒロハタ」に、北海道の楽しい100人を運営している佐藤みつひろがゲスト出演した。佐藤が壇上からヒロハタのキックオフイベント参加者へ、広島の楽しい100人の開催を呼びかけ、有志によって、広島の楽しい100人を開催する運びとなった。

偉大な成功者の講演ではなく等身大の身近な体験を語ってもらおうという考えで、原則として広島県在住者に限定した登壇者を選定している。

登壇したスピーカー同士が新たなコラボをしていたり、参加者との協業もはじまっている。

懇親会[編集]

登壇した登壇者と膝を突き合わせお話をしようと初回から行われている。 基本的に参加希望は事前申し込みで受け付けているが、欠員が出た場合はイベント終了後に懇親会の申し込みも行われる。

実績[編集]

2016年3月 ひろしま発 人材集積促進プロジェクト「ヒロハタ」にて、ヒロハタ賞(優秀賞)受賞

運営[編集]

イベントの趣旨に賛同した、「普通の広島県民」が運営。「普通の広島県民」ゆえ、転勤や就職、進学などで運営メンバーにはかなり変化があるものの、運営は継続されている。

特筆すべきはその運営形態で、運営メンバーはそれぞれが持つ「スキル」をボランティアとして提供することで成り立っている。イベントのテーマをしっかりと共有し、その上で 撮影が得意なもの、デザインを生業とするメンバー、サイト制作を生業とするメンバー、とそれぞれが自分が「できる」ことを提供することで、ふた月に一度という頻度のイベントが成立している。 また、一時期まで運営メンバー全員が「県外出身者」であり、ある時期から「そんなに皆が広島がすごいって言うんなら・・・」と広島出身者も手伝うようになったというのは興味深い笑い話である。 運営と参加者、運営と登壇者との間のコラボレーションも多く生まれている。

登壇者[編集]

登壇者一覧
開催日 登壇者1 登壇者2 登壇者3 登壇者4
第1回
2014年9月24日
澤井 律子
「ひろしま着物遊び」主催
沖本 和久
フリップミュージック
溝口 徹
横川シネマ
モリマコ
KENDAMA ROCK CAFE
第2回
2014年11月26日
ゴトウイズミ
アーティスト
篠原 良一郎
映像作家・プロデューサー
河口 知明
「コスカレード」主催・コスプレイヤー
槌本 裕二
Webサービス運営・アプリ開発
第3回
2015年1月24日
藤井 智康
「デロリアンEV化計画」
塩崎 周司
会社役員・作家
吉野 瞬
陶芸家
チャーリー・ローズ
モデル・デザイナー
第4回
2015年3月28日
竹中 庸子
ボランティアコーディネーター
織田 健司
広島ものづくりジム
中村 純
広島大学 情報教育研究センター 教授
平尾 順平
ひろしまジン大学学長
第5回
2015年5月23日
住川 裕江
「ひろしま神楽女子」代表
馬上 清治
グローバルビジネス・プロデューサー
三輪 康志
スーパー専業主婦
美音異星人
パフォーマンスアーティスト
第6回
2015年7月25日
安彦 恵里香
社会イベントプランナー
宮地 弘充
アンジュヴィオレ広島広報
加藤 宇章
キッズゲルニカ
メンデル・ヨンカース
ペチャクチャナイト広島
第7回
2015年9月26日
吉田 宏
池田塾 in広島
崎本 龍司
アテネパラリンピック水泳 日本代表
ムカイダー・メイ
女子大生シンガーソングライター
長坂 侑
尾道観光親善大使
第8回
2015年11月21日
花谷 美香
ドリームマップ普及協会
山崎 愛一郎
三原二之丸会 会長
栗田 雄一
広島大学大学院工学研究院 准教授
小畑 浩
サンバ連合ホーザ・ジ・ヒロシマ代表
パーカッション奏者
第9回
2016年1月30日
松崎 司
汁なし担々麺 國松
フェルナンド・ロペズ
お好み焼き ロペズ
藤本 英二
らーめん ふじもと
檜垣 巌
呉冷麺 珍来軒
第10回
2016年3月18日
小西 雄大
Webエンジニア
清水 誠也
SHIMIZU R&D OFFICE
柳谷 武
SHAREFL
清水 義弘
ためまっぷプロジェクト
第11回
2016年5月14日
吉松 幸四郎
映像作家・映画監督
西崎 智子
広島フィルム・コミッション
青原 さとし
ドキュメンタリー映像作家
門田 大地
プロデューサー
第12回
2016年7月9日
西村 仁志
広島修道大学人間環境学部 教授
秦野 詠依子
パートナーシップ・コーディネーター
河本 秀明
広島市危機管理室災害予防課 課長補佐
山田 謙太郎
学生ボランティア団体「OPERATIONつながり」代表
第13回
2016年9月24日
宮川 真伊
呉市地域おこし協力隊
小埜 洋平
神石高原町地域おこし協力隊OB
佐谷 圭
福山市地域おこし協力隊
河内 佑真
安芸太田町地域おこし協力隊OB
第14回
2016年11月26日
平山 友美
フードコーディネーター
畠山 優子
株式会社分数大好き 代表取締役社長/寺子屋ユウコチャングム代表
浜口 緑
株式会社リシュラ 代表取締役社長
岡本 友紀
鍛冶屋
第15回
2017年1月28日
住吉 崇司
広島パンフルートの会 代表
佐々木 みゆき
マトリョミン奏者
伊東 直人
広島アサラトカフェ 代表
佐久間 泰三
シタール奏者
第16回
2017年3月11日
吉長 邑彩
(株)田頭茶店代表取締役/裏千家准教授/イメージファム (株) 代表取締役
高橋 玄機
Tea Factory Gen代表
今川 智弘
今川玉香園茶舗 5代目
寺本 紫織
お茶の時間「雲間」店主
第17回
2017年5月20日
岡下 誠司
ひろしまマイスター(左官)
今朝丸 真
ひろしまマイスター(工場板金)
三村 康久
宮大工棟梁
谷口 宜伸
ひろしまマイスター(建築板金)
第18回
2017年7月22日
椋田 茂
賀茂鶴酒造 杜氏
島 治正
白牡丹酒造 代表取締役
勝場 善之助
広島県立総合技術研究所 農業技術センター 研究員
池田 明子
ノンフィクション作家
第19回
2017年11月26日
山根 弘也
呉市かまがり天体観測館 館長
宮地 真智子
小惑星「KAMAGARI」命名者
川勝 望
宇宙物理学者
弓削 類
株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ 取締役/広島大学教授
第20回
2018年1月27日
新谷 隆一
珈琲焙煎士/(株)ニシナ屋珈琲 代表取締役
泉川 康博
広島市植物公園 管理課企画広報係
堀江 剛史
広島日伯協会理事/元ニッケイ新聞(ブラジル)記者
中根 光敏
広島修道大学人文学部教授
第21回
2018年3月3日
野村 祐貴
PocketPlan代表
村上 正晃
ボランティアガイド
守本 怜矢
miluma design office代表者
鬼村 はるか
NPO法人IMAGINUS
第22回
2018年5月26日
高重 剛
《中国放送》報道制作局社会情報部 部次長 プロデューサー
萩原 幹史
《テレビ新広島》報道制作局次長兼報道部長
塚原 美緒
《広島テレビ》お天気キャスター 気象予報士、防災士
下門 晋
《広島ホームテレビ》制作部プロデューサ
第23回
2018年8月25日
秋本 哲治
安芸高田市教育委員会 歴史家
本田 美和子
広島市郷土資料館 学芸員
石丸 紀興
広島諸事・地域再生研究所代表
蒲池 清士
広島観光コンベンションビューロー
第24回
2018年9月15日
尺野 将太
広島ドラゴンフライズ ヘッドコーチ
荒本 英世
一般社団法人全日本パルクール連盟 代表
畑 喜美夫
安芸南高等学校サッカー部 監督
渡辺 勇一
広島経済大学教授

※役職や肩書は登壇時のもの。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]