平田寺

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平田寺
山門
所在地 愛知県北名古屋市九之坪宮前6
位置 北緯35度14分20.3秒 東経136度52分14.3秒 / 北緯35.238972度 東経136.870639度 / 35.238972; 136.870639座標: 北緯35度14分20.3秒 東経136度52分14.3秒 / 北緯35.238972度 東経136.870639度 / 35.238972; 136.870639
山号 大雲山
宗派 曹洞宗
本尊 阿弥陀如来像
創建年 伝・永禄7年
正式名 大雲山平田寺
文化財 絹本著色釈迦三尊像並びに羅漢図(県指定有形文化財)
黒印状付通函
黒池龍神謡曲
木造薬師像
木造天神像
木造観音像(以上市指定有形文化財)
法人番号 2180005002096 ウィキデータを編集
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本堂

平田寺(へいでんじ)は、愛知県北名古屋市にある曹洞宗寺院

沿革[編集]

1564年(永禄7年)、平田城主であった平田和泉守が開基したと伝えられる[1][2]。開山は玄作。創立当初は天台宗であったが、1604年(慶長9年)、瀬戸赤津にある雲興寺から宗準和尚が中興の開祖として入り、曹洞宗に改めた。1599年(慶長4年)、豊臣氏より朱印地300石を受領したが、豊臣氏滅亡後に朱印地を失うと、1620年(元和6年)9月1日、徳川義直より黒印地52石を受領して、明治維新に至る。本尊は木造五劫思惟阿弥陀如来坐像で、他に円空仏を3体所有している[1]。当寺では毎月第2日曜日を恩田の集いとして、黒池龍神例祭や太極拳等の体験教室が行われている[3]

文化財[編集]

愛知県指定有形文化財[編集]

  • 絹本著色釈迦三尊像並びに羅漢図(高麗時代)[4]
  • 木造五劫思惟阿弥陀如来坐像[5]

北名古屋市指定有形文化財[編集]

  • 黒印状付通函[1]
  • 黒池龍神謡曲[1]
  • 木造薬師像(円空仏)[1]
  • 木造天神像(円空仏)[1]
  • 木造観音像(円空仏)[1]

交通手段[編集]

  • 名鉄犬山線西春駅下車 徒歩8分

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 史跡・文化財|北名古屋市
  2. ^ 『愛知県独案内』148頁(1900,愛知県農会)
  3. ^ [1] - てらてら平田寺
  4. ^ 絹本著色釈迦三尊像並びに羅漢図
  5. ^ 木造五劫思惟弥陀坐像

外部リンク[編集]