平松雄一

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平松 雄一(ひらまつ ゆういち、1939年 - )は、日本システムエンジニアICカード発明者有村國孝と出会い、日本でのICカード市場開発や環境整備などを進めた。日本ICカードシステム利用促進協議会代表理事日本資金決済業協会副会長等を歴任。

人物・経歴[編集]

北海道生まれ。1962年東京理科大学理学部数学科卒業後[1]FACOM201でプログラミングに興味を持ったことから[2]沖電気工業に入社し、コンピュータ部門へ配属された。システムエンジニアとして、金融システムの開発などを担った[1]。1980年にICカード発明者の有村國孝と出会い[3]、1990年からはICカード市場の開発等の新規事業を進めた[1]。2000年には電子商取引安全技術研究組合を設立[4]。2009年から日本ICカードシステム利用促進協議会代表理事を務め、2013年からは改組により協議会代表者となった[3]。電子商取引安全技術研究所取締役会長電子商取引安全技術研究組合理事長日本資金決済業協会副会長、日本セキュリティ・マネジメント学会監事なども歴任した[2]情報化月間推進会議平成14年度情報化月間表彰[5]。2014年第10回情報セキュリティ文化賞受賞[6]

脚注[編集]

先代
須藤修
日本ICカードシステム利用促進協議会代表
2013年 - 2015年
次代
椎橋章夫