平川正輝

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平川 正輝(ひらかわ まさてる、1914年1月1日[1] - 没年不詳)は日本の歯学者九州歯科大学名誉教授。専門は口腔外科学

経歴[編集]

平川和太郎とトマの長男として福岡市に生まれる。母のトマは明治維新期に興志塾を開いた高場乱の孫[1]。1932年福岡県中学修猷館[2]を経て、1936年九州歯科医学専門学校を卒業。その後、同校が福岡県に移管され改称された、福岡県立医学歯学専門学校(現・九州歯科大学)医学科を1945年に卒業[1]

1946年福岡県立医学歯学専門学校の口腔外科教授となり、同部長を兼ね、兎唇口蓋裂の手術および顎欠損に対する骨移植の研究に従事。1954年学位を受ける。1972年3月、同校が改称した九州歯科大学の学長に就任する[1]

1975年4月大分市歯科衛生士学院院長に就任。九州歯科大学名誉教授の称号を受ける[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 『人事興信録第29版』(人事興信所、1977年) ヒ-61頁
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員26頁