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平好風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
平好風
時代 平安時代前期
生誕 不詳
死没 不詳
改名 好風王→平好風
官位 従四位下右近衛中将
主君 清和天皇陽成天皇光孝天皇
氏族 桓武平氏
父母 父:茂世王
貞文藤原守義室、等子
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平 好風(たいら の よしかぜ)は、平安時代前期の貴族桓武平氏刑部卿茂世王の長男。官位従四位下右近衛中将

経歴

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初め好風王を名乗る。清和朝貞観15年(873年降雨祈願のため、神祇大祐大中臣常道と共に伊勢神宮に派遣される(この時の官位散位従五位下[1]。翌貞観16年(874年)に父・茂世王の上奏により、子・貞文と共に臣籍降下して平朝臣姓を名乗る。

越前介を経て、仁和元年(885年大宰少弐に任じられるなど、陽成朝から光孝朝にかけて地方官も務めた。

宇多朝寛平8年(896年五位蔵人に補せられ、寛平9年(897年従四位下に叙せられる。また、時期は不明ながら右近衛中将を務めた。

官歴

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注記のないものは『日本三代実録』による。

系譜

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脚注

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  1. ^ 日本三代実録』貞観15年7月19日条
  2. ^ a b 『蔵人補任』
  3. ^ 本朝皇胤紹運録