川尻 (糸満市)

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川尻(かわじり)は沖縄県糸満市糸満兼城の境界線にまたがる地域。沖縄県道256号豊見城糸満線(旧国道331号)の川尻橋と南東側の市道・兼城橋の間の報得川の西側河川敷の一角にあり、住所も字糸満と兼城にまたがっている(1961年までは糸満町兼城村の町村境にまたがっていた)。また字糸満内は上之平区西川区(現県道とかつての旧政府道の間の地域)、字兼城内は大川区の一部となっている。

白銀病院やFMたまんがある国道沿いの部分はかつて海だったが、復帰前の1960年代末に現在の西川町埋め立ての際に埋め立てられ、現在の県道256号(当時は政府道3号線、1972年5月15日の本土復帰後~2017年3月は国道331号)を現在の海側に移した。なお字糸満側はこの部分のみ番地が2000番台に飛んでいる。

主要施設[編集]

交通[編集]

沖縄県道256号豊見城糸満線(旧国道331号)が糸満西区や西川町との境界線上に通っているほか、糸満ロータリーを通らずに沖縄県道77号糸満与那原線照屋八重瀬町方面)へのアクセス道路として2006年に報得川沿いに市道(都市計画道路)川尻親田原線(通称・まつの木通り)が開通し、より便利になったとともに糸満ロータリーの混雑が少し緩和した(開通前は糸満ロータリーを経由するか近くの狭い市道を通らなければならなかった)。

路線バスは県道256号沿いに糸満入口バス停があり、以下の路線が停車する。

隣接する地域[編集]