岳沢小屋

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西穂高岳から望む岳沢小屋(2018年6月)
地図

岳沢小屋(だけさわごや)は、上高地から岳沢を穂高連峰へ登る登山道にある山小屋。標高2,170m地点にある。

ここには以前岳沢ヒュッテがあった。しかし平成18年豪雪により発生した大規模な雪崩で、2006年1月に建物が全壊、同年4月に経営者が事故死したことも重なり廃業へと追い込まれた。岳沢ヒュッテから紀美子平までの重太郎新道は、日本アルプス屈指の急登で、途中に水場もないので利用の場合(特に登りの際)は水補給が必須とされたが、廃業により水補給やトイレ利用も不能となった。

しかし、2009年4月に槍ヶ岳山荘などを経営する会社、槍ヶ岳観光が小屋を再建することを発表。「岳沢小屋」の名で2010年7月23日に営業を再開した。規模が非常に小さい小屋となり宿泊には予約が必須となった。

小屋のデータ[編集]

現小屋[編集]

  • 定員
    • 60名・要予約
  • 営業期間
    • 4月下旬から11月上旬

参考・旧小屋[編集]

  • 定員
    • 200名
  • 営業期間
    • 4月下旬から11月上旬
  • 2005から2006年にかけての冬は、雪が異常に多く(平成18年豪雪)、大規模な雪崩が発生、その影響で小屋が全壊。さらに経営者の上条岳人が同年4月に物資輸送中事故死したことも追いうちをかけ、2006年度・2007年度の営業は休止。7月20日頃〜10月上旬に簡易売店等の営業を行った。
  • 2008年も同様にウェブサイト上にて営業休止の告知。さらに2007年に開設された簡易売店・水場の営業も、2008年度は行われなかった。時期を限って仮設トイレのみ設置された。
  • 2008年12月27日、再建を断念し廃業する事が報じられた。後継者の山小屋経営経験や登山知識の不足、さらに資金難や立地条件の悪さなどの理由が重なったため。

近隣の山小屋[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯36度16分35.7秒 東経137度38分50.1秒 / 北緯36.276583度 東経137.647250度 / 36.276583; 137.647250