岩崎彦雄

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岩崎彦雄

岩崎 彦雄(いわさき ひこお、1881年明治14年)12月1日[1][注 1] - 1956年昭和31年)6月29日[2])は、明治時代後期から昭和時代前期の政治家実業家衆議院議員(1期)。

経歴[編集]

素封家・岩崎彦左衛門の長男として、のちの静岡県安倍郡麻機村(現静岡市葵区)に生まれる[3]。26歳にして麻機村農会長に選ばれ、安倍郡農会幹事を経て、30歳の時、麻機村長に就任する[4]。さらに翌年、安倍郡農会長を経て、静岡県会議員に当選[5]。ついで33歳の時、静岡県柑橘組合連合会長に推された[5]。ほか、日本農具、静岡賤機焼陶業、日本山羊各社長を歴任した[5]

1915年(大正4年)3月の第12回衆議院議員総選挙では静岡県郡部から出馬し当選[2]。衆議院議員を1期務めた[2]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 『静岡県紳士録』31頁では11月1日生。

出典[編集]

  1. ^ 衆議院事務局 1915, 13頁.
  2. ^ a b c 衆議院、参議院 1962, 64頁.
  3. ^ 中尾 1916, 31頁.
  4. ^ 中尾 1916, 31-32頁.
  5. ^ a b c 中尾 1916, 32頁.

参考文献[編集]