岡山電気軌道岡軌7000型電車
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岡山電気軌道岡軌7000形電車(おかやまでんききどうおかき7000がたでんしゃ)は1980年に登場した岡山電気軌道の路面電車の1形式である。
概要
[編集]岡山電気軌道開業70周年を記念して、アルナ工機の製造により2両が竣工した。岡山電気軌道として初の新造車体・冷房装備のボギー車であり、冷房装備の路面電車としては熊本市交通局1200形に続く日本で2番目の例となった。また、この電車には岡山電気軌道としては初めて暖房装置も装備され、日本初の冷暖房完備の路面電車となった。
同時期にデビューした軽快電車プロジェクトの成果を一部先行して応用し、そのエクステリアデザインを踏襲している。ただし本車は完全な新造ではなく、台車・機器は2000形(旧呉市電800形)のものを流用している。
主要諸元
[編集]- 製造初年:1980年
- 全長:12200mm
- 全幅:2224mm
- 全高:3775mm
- 自重:16.5t
- 車体構造:全金属製
- 定員(着席):96(34)人
- 出力・駆動方式:37.5kw×2、吊り掛け式
参考文献
[編集]- 『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 4533047181