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山口邦子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山口 邦子(やまぐち くにこ、1959年1月31日 - )は、日本のフルート奏者平成音楽大学非常勤講師。日本フルート協会理事。[1]熊本ユースシンフォニーオーケストラ指導者・理事長。

略歴

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熊本市出身。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(フルート専攻)卒業。フルートを佐伯隆夫、清水信貴に師事。

武蔵野音大在学中、熊本にて「木管五重奏の夕べ」開催。

卒業時、東京に於いて日本フルート協会主催「第9回フルートデビューリサイタル」出演。

第21回熊本県新人演奏会出演。

「山口邦子フルートリサイタル」の他、ソプラノ、クラリネット、フルートそれぞれとのジョイントリサイタルなどを数多く企画、開催する。

1982年 熊本に帰り、熊本ユースシンフォニーオーケストラ指導者となる。同時に熊本交響楽団フルート奏者となる。

1985年 入江和也(オーボエ)、溜渕孝二(クラリネット)、田畑博美(ファゴット)、山口亮二(ホルン)とともに熊本シティ木管アンサンブルを結成し、NHK美術館コンサート等に出演。

1988年 外山雄三指揮の熊本交響楽団第46回定期演奏会においてW.A.モーツァルト「フルートとハープの為の協奏曲」ソリストとして長澤真澄(ハープ)と共演。

1991年 八代厚生会館にて開催された福岡シティフィルハーモニックオーケストラ「協奏曲の夕べ」にてC.シュターミッツ「フルート協奏曲」のソリストを務める。


1990年 フルートアンサンブル’90(KUMAMOTO)結成。熊本在住のプロフルーティストのアンサンブルとして唯一無二の活動をし、熊本のフルート界をけん引する団体として活動中。代表を務める。

フルートアンサンブル(KUMAMOTO)は、日本フルートコンヴェンションに於いて、神戸・広島・福岡・名古屋・川崎・高松・浜松等の都市でも演奏を披露する。

2015年 第1回熊本アートフェスティヴォ!大賞グランプリを受賞。


2003年 フルートアンサンブル’90が指導するアマチュアフルートアンサンブル「シリンクス」を作る。以後、「アパッショナータ」「ラ・シェブル」「セクエンツァ」「イマージュ」など、フルート独奏曲の名前が付いたアマチュア団体を次々に作り、活発な活動を指導する。

活動は九州一円に広がり、「フルートアンサンブル’90と低音の仲間達」や「フルートアンサンブル’90と仲間達」など、様々な形での展開を主宰している。


2009年 ラスカーラオペラ管弦楽団の設立と共に、フルート奏者として活動。オテッロ、ヴェルディ/レクイエム、椿姫、アイーダ、カルメン、ヘンゼルとグレーテルなどのオペラ公演に参加。

脚注

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  1. ^ 協会組織 | 一般社団法人 日本フルート協会”. japan-flutists.org. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月8日閲覧。

参考文献

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  • 『演奏年鑑2015』-音楽資料(通巻第41号) 平成27年3月31日発行 公益社団法人日本演奏連盟