小林八右衛門
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小林 八右衛門(こばやし はちえもん、1869年8月29日(明治2年7月22日)[1][2] - 1939年(昭和14年)1月1日[3])は、明治から昭和時代初期の政治家、銀行家。貴族院多額納税者議員。前名は八重郎[1][4]。
経歴
[編集]小林小太郎の長男として、のちの山梨県南巨摩郡増穂村(増穂町を経て、現在の富士川町)に生まれる[2]。1901年(明治34年)2月、家督を相続する[1][2]。山梨県立甲府中学校、早稲田専門学校を経て、東京法学院を卒業し、増穂村学務委員[3]となる[5]。ついで所得税調査委員、増穂村会議員、山梨県会議員、小林銀行頭取、山梨農工銀行監査役、山梨貯蓄銀行取締、有信銀行監査役、同取締役を歴任する[6]。ほか、南巨摩郡立第一養蚕伝習所長などを務めた[3]。
1923年(大正12年)11月に山梨県多額納税者として補欠選挙で貴族院議員に互選され[6]、同年12月9日[7][8]から1925年(大正14年)9月28日まで在任した[3]。
親族
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 人事興信所 1915, こ8頁.
- ^ a b c 甲府興信所 1928, 984頁.
- ^ a b c d 衆議院、参議院 編 1960, 192頁.
- ^ 人事興信所 1928, コ51頁.
- ^ 甲府興信所 1928, 984-985頁.
- ^ a b 甲府興信所 1928, 985頁.
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、31頁。
- ^ 『第四十七回帝国議会貴族院議事速記録 議員異動』1923年、8頁。
参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年 。
- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年 。
- 甲府興信所 編『山梨人事興信録』甲府興信所、1928年 。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。