安藤実
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安藤 実(安藤 實、あんどう みのる、1934年 - )は、日本の経済学者、財政学者。静岡大学名誉教授、名古屋学院大学名誉教授。
経歴
[編集]1934年3月、北海道旭川市に生まれる。1958年、早稲田大学第一政治経済学部卒業。1963年、法政大学大学院経済学研究科博士課程修了。同年、東洋経済新報社嘱託。1966年より静岡大学人文学部講師、1976年より教授。1983年、ベルリン経済大学(ドイツ民主共和国)客員教員。1994年、静岡大学人文学部長。1997年、定年退官。同年4月、札幌学院大学経済学部教授。2000年、名古屋学院大学経済学部教授、2004年、同大学院経済経営研究科特任教授を経て2007年3月、退職。2012年11月、瑞宝中綬章受章[1]。
主要な著書
[編集]- 『満鉄-日本帝国主義と中国』(共著)1965年 お茶の水書房
- 『日本の対華財政投資―漢冶萍公司借款』1967年 アジア経済研究所
- 『ベルリン嵐の日々 1914-1918』(翻訳)1986年 有斐閣
- 『いま税制改革を考える』(共著)1987年 青木書店
- 『シミュレーション税制改革』(共著)1988年 青木書店
- 『消費税の研究』1990年(共著) 青木書店
- 『日本財政の研究』1996年 青木書店
- 『富裕者課税論』2009年(編著)桜井書店
脚注
[編集]- ^ “平成24年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 2 (2012年11月). 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月10日閲覧。