コンテンツにスキップ

安原昌弘

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安原 昌弘(やすはら まさひろ、1963年2月4日 - )は、大阪府出身のプロ自転車競技指導者。一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)理事長[1]。ニックネームは「ヤス」。現在プロサイクリングチームであるマトリックス・パワータグの監督を務める。

来歴

大阪府立布施工業高等学校卒業。1982年全日本選手権個人追い抜きを弱冠19歳で優勝を飾る。

1979年 スギノテクノ(現スギノエンジニアリング)に入社。1986年世界選手権初出場を果たし、その後9連続世界戦代表になる。

1991年、プロ転向。日本初のプロチームJPPに移籍。欧州のロードでも活躍。

1993年、全日本プロ選手権ポイントレース優勝。UCIワールドカップに参戦。

1994年、イノアック・デキレーシングチームへ移籍。全日本プロ選手権ポイントレース連覇を飾る。

1995年、アジア選手権ポイントレース優勝。

1996年、アトランタオリンピックに出場。ポイントレースで決勝進出、15位となる。

1998年、エザック・チーム・ル・ソレイユに移籍。一時期栗村修ともチームメイトだった。

2006年、実業団チーム「マトリックス・パワータグ」を設立。選手兼任監督となる。

2007年、現役引退し専任監督となる。

2020年、一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)の理事長に就任。

人物

以前より、よく言えば豪快、悪く言えば乱暴な発言に賛否両論があった。2020年9月18日、ツール・ド・フランス第19ステージのJ SPORTS cycle road raceによるテレビ中継にゲストとして登場した際には、Twitter(現X)に賞賛の声とともに「ゲストの発言が不快」といった苦情の投稿が多数寄せられた[2]。2025年2月16日に行われた東京クリテリウムでは、前年にトラックレーススクラッチで世界チャンピオンになっていた窪木一茂がスタート地点の後方に位置していたため、「窪木先生前に出てこい」「雑魚ども道開けろ!」などとマイクで指示したが、これらが選手に対する暴言ではないかとして批判を受けた[注 1][4]

脚注

注釈

  1. ^ YouTubeにて配信された動画では編集により該当発言は消されているが、無修正の乱暴な発言がX(旧Twitter)で拡散された[3]

出典

外部リンク