姉さんビル

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姉さんビルは、茨城県つくば市都市伝説[1]。「姉さんの壁」「姉ビル」[2]「姉壁」とも言われる[3]

内容[編集]

茨城県つくば市にその昔、道路の向かいに姉を見つけた少年が駆けだし、交通事故に遭った、その少年が最後につぶやいた「姉さん」の字が現場である公務員官舎の壁に現れた[2]。かつては塗りなおしても、塗りなおしても「姉さん」という文字が浮かび上がったという[3]

実際は[編集]

だが、実際に現場を調査してみると、現地近くで怪談と同様の事故は起きていない。また、何度塗りなおしても浮き上がるというのも嘘であり、実際には一回の塗りなおしで消えてしまったらしい[1]。なお、「姉さん」と読めるような形状になってしまったのは、本当に偶然だったらしい。

映像化[編集]

ほんとにあった怖い話」で本当にあった話としてドラマ化されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 金子毅 2007, p. 104.
  2. ^ a b 並木伸一郎 2009, p. 86.
  3. ^ a b 朝里樹 2020, p. 277.

参考文献[編集]