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女囚霊 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
女囚霊
監督 鳴瀬聖人
脚本 深井戸睡睡
原作 加藤山羊矢樹純
『女囚霊 ~塀の中の殺戮ゲーム~』
製作 角田陸
古賀奏一郎
製作総指揮 鈴木祐介
出演者 夏子
和田光沙
円井わん
松永有紗
円城寺あや
音楽 山岡晃
撮影 中條航
編集 鳴瀬聖人
制作会社 SS工房
製作会社 映画「女囚霊」製作委員会
配給 ライツキューブ
公開 日本の旗2023年9月22日
上映時間 80分
製作国 日本の旗日本
言語 日本の旗日本語
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女囚霊』(じょしゅうれい)は、加藤山羊矢樹純によるホラー漫画『女囚霊〜塀の中の殺戮ゲーム〜』を原作としたホラー映画、サスペンス映画鳴瀬聖人が監督を務める。

なお、主演の夏子は、本作が長編映画初主演となる[1]

2023年9月22日に公開された。

概要

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女子刑務所という密室で起こった人間模様を描く[2]。「あまりにも怖すぎて正視できない」と口コミで話題となったホラー漫画の実写映画化である[2]

撮影は2022年1月に関東近郊の山中にある廃病院を使って、1週間泊まり込みで行われた[2]

夏子はホラー作品が苦手であったが、鳴瀬から「ホラーを観る上でのマインドセット」を教えてもらって、薄目を開けて観られるようになったくらいには克服している[2]。夏子は本作に出演するにあたって観た映画のうち、同じ「刑務所もの」ということでドイツ映画の『es[エス]』が参考になったと答えている[2]

あらすじ

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――その独房に入れば、人は人でなくなる。――

議員秘書の美山(夏子)が呼び出されたのは、信頼する議員が起こした殺人現場だった。罪の隠蔽を頼まれた美山であったが、議員の代わりに罪を被り刑務所に送られることとなる。

同じ雑居房で過ごす町田(和田美沙)は、金子(円井わん)に自身を虐げられたことにより癇癪を起こし、懲罰房へ移動することとなった。町田が独房の中でも<審判房>に連れていかれることを知った金子は「町田はもう戻ってこれない」と呟く。その独房には「本当に悪い者が入ると死ぬ」という噂があるのだった。

しかし、予想とは裏腹に町田は雑居房へと戻ってきた。戻った町田の様子はおかしく、「あなたを救ってあげる」と美山、金子、近藤(松永有紗)に囁く。それが<タヅエ>との約束だと言うのだ――。

「本当にやばいのは、死ななかった場合」といわれる独房の噂の続きとは。そして、刑務所という閉鎖された空間で、次々と翻弄され洗脳されていく女囚たちに待ち受けるものとはいったい何か。

キャスト

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スタッフ

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  • 監督:鳴瀬聖人
  • 脚本:深井戸睡睡
  • 製作:人見剛史、奥村雄二
  • エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介
  • プロデューサー:角田 陸、古賀奏一郎
  • 撮影:中條航
  • 照明:山田拓実
  • 録音:小茂田耕吉
  • 美術:後藤駿治
  • 衣装:工藤唯
  • ヘアメイク:菅原美和子
  • キャスティング:田中慎一
  • 助監督:江良圭
  • 制作担当:三吉優也
  • 編集:鳴瀬聖人
  • 音響効果:黄永昌
  • CG:野崎耕生
  • 宣伝:浦谷晃代
  • 製作:映画「女囚霊」製作委員会(SS工房/ライツキューブ/TOKYO CALLING)
  • 制作プロダクション:SS工房
  • 配給:ライツキューブ

脚注

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出典

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外部リンク

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