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大西覚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大西 覚
生誕 1903年
日本の旗 日本 三重県
軍歴 1939 - 1945
最終階級 憲兵少佐
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大西 覚(おおにし さとる)は、日本の軍人。最終階級は憲兵少佐。1941年に第2野戦憲兵隊の分隊長としてマレー作戦に参加、1942年2月、シンガポール占領後のシンガポール華僑粛清事件で市内の粛清を指揮したことで知られる。同年、特別警察隊長となり、マラヤ共産党対策と防諜を担当。1947年4月、同事件の戦犯裁判で終身刑判決を受ける。戦後、『日本憲兵正史』編集委員、著書『秘録昭南華僑粛清事件』執筆。[1]

経歴

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  • 1970年以降、『日本憲兵正史』編集委員[3]

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著書

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  • 単著
    • 大西, 覚『秘録昭南華僑粛清事件』金剛出版、1977年4月。 
  • 共著
    • 全国憲友会連合会 著、全国憲友会連合会編纂委員会 編『日本憲兵正史』全国憲友会連合会本部、1976年10月。 

脚注

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  1. ^ この記事の主な出典は茶園 (1989, p. 209)および大西 (1977, p. 112-114,124,奥付)
  2. ^ 茶園 1989, p. 209.
  3. ^ a b c d 大西 1977, p. 奥付.
  4. ^ 大西 1977, pp. 112–114.
  5. ^ 以上特に断わりのない場合は大西 (1977, p. 124)による。

参考文献

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  • 大西の著書については大西覚#著書を参照。
  • 茶園, 義男 著、茶園義男 編『シンガポール英軍法廷・華僑虐殺事件起訴詳報』不二出版、1995年。 
  • 茶園, 義男 著、茶園義男 編『BC級戦犯英軍裁判資料』 下、不二出版、1989年。