大国正巳

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大国 正巳(おおぐに まさみ、1927年2月20日 - )は、日本の経営者山陽電気鉄道社長、会長を務めた。

来歴・人物[編集]

兵庫県出身[1]1950年関西大学法学部を卒業し、同年に山陽電気鉄道に入社した[1]1981年6月に取締役に就任し、1984年6月に常務、1987年6月に専務、1990年6月に副社長を経て、1992年6月に社長に就任[1][2]。社長在任時には、1995年阪神・淡路大震災の際には、鉄道の復旧の指揮を執り、阪神電気鉄道との直通特急を実現させた[3]1999年6月に会長に就任し、2001年6月には相談役に就任[1]

1996年4月に藍綬褒章を受章し、2001年11月に勲三等瑞宝章を受章[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 興信データ株式會社 2009, お108頁.
  2. ^ 1992年 5月28日 日本経済新聞 朝刊 p13
  3. ^ 山陽電気鉄道 百年史 p275

参考文献[編集]

  • 興信データ株式會社『人事興信録 第45版 上』興信データ、2009年。 
先代
鈴木正
山陽電気鉄道社長
1992年 - 1999年
次代
永安満洲男