報恩寺 (台東区)
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報恩寺 | |
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所在地 | 東京都台東区東上野6丁目13-13 |
位置 | 北緯35度42分46.6秒 東経139度47分4.8秒 / 北緯35.712944度 東経139.784667度座標: 北緯35度42分46.6秒 東経139度47分4.8秒 / 北緯35.712944度 東経139.784667度 |
山号 | 高龍山[1] |
院号 | 謝徳院[1] |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 真宗大谷派 |
創建年 | 建保2年 |
開基 | 性信 |
正式名 |
高龍山謝徳院報恩寺 大楽寺 |
別称 | 坂東報恩寺 |
公式サイト | 坂東報恩寺 |
法人番号 | 3010505000499 |
報恩寺(ほうおんじ)は、東京都台東区東上野にある真宗大谷派の寺院[2]。「坂東報恩寺」と通称される。山号は「高龍山」、院号は「謝徳院」と号する[2]。開基は親鸞の門弟の性信。性信と報恩寺は二十四輩の第一番である[2][3]。
寺歴
[編集]元は下総国横曾根[注釈 1]にあった真言宗の荒れ寺「大楽寺」を性信が念仏道場として再興したのが創まりである。
慶長5年に兵火によって焼失し、寺基を江戸に移す。はじめは外桜田に移し、寛永20年(1643年)に八丁堀へ移転する。明暦3年(1657年)1月18日の明暦の大火により、浅草本願寺東門内の広沢新田に移転する。文化3年(1806年)3月4日の文化の大火により、浅草本願寺とともに焼失する。文化7年(1810年)、上野に寺基を定め現在に至る[4]。
横曾根の跡地は文化3年(1806年)に本堂が再建され、はじめは「聞光寺」と号し、後に坂東報恩寺支坊になり「下総報恩寺」と通称される[4]。
坂東本
[編集]「坂東本」とは、坂東報恩寺が伝持してきた『顕浄土真実教行証文類』の通称。坂東本が現存する唯一の真蹟本であり、国宝の指定を受けている[注釈 2]。「坂東本」は真宗大谷派に寄贈され、京都国立博物館に預託されている。「坂東本」という通称は坂東報恩寺が所蔵してきたことにちなむ[5]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]参照
[編集]参考文献
[編集]- 新妻久郎『改訂版 親鸞二十四輩巡拝』朱鷺書房、2012年11月。ISBN 978-4-88602-349-0。
- 大谷大学 編『顕浄土真実教行証文類 附録篇一』真宗大谷派(東本願寺)、2012年12月。ISBN 978-4-8341-0455-4。
- 講談社学芸局 編、上山大峻・今井雅晴 監修『親鸞めぐり旅』講談社、2010年4月。ISBN 978-4-06-291003-3。
- 斎藤幸雄「卷之六 開陽之部 高龍山報恩寺」『江戸名所図会』 3巻、有朋堂書店、1927年、450-451,456-457,460頁。NDLJP:1174157/230。