堀坂浩太郎
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堀坂 浩太郎(ほりさか こうたろう、1944年6月4日[1] - )は、ブラジル政治経済学者、上智大学名誉教授。
来歴
[編集]東京都出身[1]。1968年国際基督教大学卒業、1970年日本経済新聞社証券部記者、1972年財団法人国際開発センター研究助手、1973年日本経済新聞産業部記者、1978年サンパウロ支局特派員、1982年外報部記者、1983年上智大学外国語学部ポルトガル語学科助教授、教授、2003-2004年外国語学部長。2007年10月 - 2010年3月上智大学イベロアメリカ研究所所長。2010年名誉教授。ブラジルについて研究、1987年『転換期のブラジル』でヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。2022年、瑞宝中綬章受章[2][3]。
著書
[編集]- ドキュメント・カントリー・リスク 金融危機世界を走る 日本経済新聞社 1983.6
- 転換期のブラジル 民主化と経済再建 サイマル出版会 1987.7
- 南米南部地域における天然ガスのインフラ整備と地域統合 国家主義的発想と地域主義的発想のはざまで 上智大学イベロアメリカ研究所 2008.3 (ラテンアメリカ・モノグラフ・シリーズ
共編著
[編集]- ラテンアメリカ民営化論 先駆的経験と企業社会の変貌 細野昭雄,長銀総合研究所共編 日本評論社 1998.9
- 変動するラテンアメリカ社会 「失われた10年」を再考する グスタボ・アンドラーデ共編 彩流社 1999.4
- ラテンアメリカ新生産システム論 ポスト輸入代替工業化の挑戦 小池洋一共編 日本貿易振興会アジア経済研究所 1999.10
- アジアとラテンアメリカ 新たなパートナーシップの構築 西島章次,ピーター・スミス共編著 彩流社 2002.7
- ラテンアメリカ多国籍企業論 変革と脱民族化の試練 細野昭雄,古田島秀輔共著 日本評論社 2002.11
- ブラジル新時代 変革の軌跡と労働者党政権の挑戦 勁草書房 2004.3
- メキシコ革命の100年歴史的総括と現代的意義 岸川毅共編 上智大学イベロアメリカ研究所 2010.3(ラテンアメリカ・モノグラフ・シリーズ)
翻訳
[編集]- ブラジル経済の奇跡 マリオ・H.シモンセン 水野一共訳 新世界社 1974.4 (ラテン・アメリカ経済選書)
- ポスト権威主義 ラテンアメリカ・スペインの民主化と軍部 アルフレッド・C.ステパン 同文館出版 1989.5
脚注
[編集]- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.342
- ^ 『官報』号外235号、令和4年11月4日
- ^ “令和4年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 17. 2023年2月13日閲覧。