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坂上八幡宮

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坂上八幡宮
所在地 富山県南砺市利賀村坂上731
位置 北緯36度25分27.48秒 東経137度00分22.99秒 / 北緯36.4243000度 東経137.0063861度 / 36.4243000; 137.0063861 (坂上八幡宮)座標: 北緯36度25分27.48秒 東経137度00分22.99秒 / 北緯36.4243000度 東経137.0063861度 / 36.4243000; 137.0063861 (坂上八幡宮)
主祭神 誉田別命
地図
坂上八幡宮の位置(富山県内)
坂上八幡宮
坂上八幡宮
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坂上八幡宮(さかうえはちまんぐう)は、富山県南砺市坂上にある神社

坂上八幡宮の境内にある大杉は、県の指定文化財である[1]

概要

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富山県西南部、南砺市の旧利賀村坂上集落に鎮座する。

坂上集落は利賀川上流域の中心的位置にあり、五ヶ山東部で最も歴史ある西勝寺も所在する、重要な集落である[2]

坂上八幡宮は既に正徳2年(1712年)の調査から記録があり、元文4年(1739年)の調査では「八尾山伏明叶寺持分」であったと記されている[3]

現在の拝殿は明治以前の建築で、その他は大正15年(1926年)に造営されており、昭和31年(1956年)に大規模な改修工事が行われている[4]

坂上の大杉

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富山県南砺市坂上の大杉。

坂上八幡宮の境内、社殿に向かって右側に位置する[5]

根回り1.1m、目通り8.4m、樹高40mに達する巨木である[5]。樹齢は700年と推定され、内部は一部空洞化しているが、外回りは幹も枝も無事である[5]。昭和43年(1968年)6月には落雷によって出火したが、かえって防腐・防虫効果となって樹勢は盛んとなった[5][1]

なお、同じ坂上集落内の東側(山側)に市指定天然記念物の坂上のカツラも存在する[6]

近隣情報

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いずれも同じ坂上集落内に位置する。

脚注

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参考文献

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  • 利賀村史編纂委員会 編『利賀村史2 近世』利賀村、1999年。 
  • 利賀村史編纂委員会 編『利賀村史3 近・現代』利賀村、2004年。