地理極

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地理極(ちりきょく、geographical pole)は、地球の自転軸(地軸)と、地球の球面(地表面)との2つの交点、つまり北極点南極点の総称である。

極運動[編集]

極運動により、地理極の位置は(メートル単位という、地球のスケールでは極く僅かだが)ずれ動いている(なお、極運動と似ている運動だが、自由章動は地球と地軸が一緒に動くものであり、ずれは起きない)。

その他の極[編集]

地磁気に基づく極の概念があり、「磁極」は「北磁極」と「南磁極」の総称で、「地磁気極」は「地磁気北極」と「地磁気南極」の総称である。前者は局所的に見て方位磁針的に極となっている地点(磁力線が鉛直になっていて、方位磁針がいつまでも安定しない点)のことであり、後者は巨視的に地球を巨大な磁石であると近似した際の極点である。実際的に歪みがあるので前者は互いに対蹠点となるとは限らないが、後者は定義により互いに対蹠点である。

地理極という語はもっぱらこの磁極ないし地磁気極に対する対義語である(なお、日本語では「磁極」という語は、一般の磁石における極を指すこともある)。