吉田高朗

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吉田 高朗(よしだ たかお、1860年 - 1920年)は、愛知県愛知郡稲葉地村出身の政治家

人物[編集]

村会議員を手始めに、愛知郡会議員・愛知県会議員を歴任した[1]県会議員時代の1898年明治31年)には、当地の偉人である豊臣秀吉を顕彰する「中村旧跡保存会」を設立[2]。同会は1901年(明治34年)1月に中村公園の敷地を愛知県に寄附しており、同公園建設の功労者でもある[2]。また、名古屋土地の発起人や中央市場発起人などに名を連ねている[1][3]

脚注[編集]

  1. ^ a b 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 1991, p. 578.
  2. ^ a b 名古屋市緑政土木局緑地部緑地利活用室公園経営係 (2015年11月). “中村公園管理運営方針” (PDF). 名古屋市. 2017年2月25日閲覧。
  3. ^ 名古屋市 1954, p. 298.

参考文献[編集]

  • 名古屋市『大正昭和名古屋市史 第3巻』名古屋市、1954年3月1日。 
  • 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 編『角川日本姓氏歴史人名大辞典23 愛知県』角川書店、1991年10月30日。ISBN 4-04-002230-0