南区足球会

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南区足球会
原語表記 南區康樂體育促進會
愛称 南区
創設 2002年
所属リーグ 香港プレミアリーグ
ホームタウン 香港の旗 香港南区
ホームスタジアム 香港仔運動場
収容人数 9,000
代表 香港の旗 陳文俊
監督 香港の旗 鄭兆聰
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

南区康楽体育促進会 (中国語: 南區康樂體育促進會[1]、通称:南区足球会 - 中国語: 南區足球會) は香港南区を本拠地とするサッカークラブである。2013年2月現在、香港プレミアリーグに所属している。

歴史[編集]

南区足球会は2002-03シーズンに結成され、3部リーグに参加した。しかし、チームは初年度は昇格プレーオフ進出を逃した。

2006–07シーズン、南区は3部リーグ昇格プレーオフに初めて進出した。南区は3部地区リーグを2位で終えて昇格プレーオフに進出したものの、昇格プレーオフでは勝ち点を2しか取れず昇格はできなかった。

2007–08シーズン、南区は前年度のパフォーマンスを維持し、地区リーグを沙田体育会に9ポイント差をつけて1位で突破、再び昇格プレーオフへと進出した。しかし、昇格プレーオフでは4ポイント足りず再び3部リーグに残留することとなった。

2008–09シーズン、南区は地区リーグで4位に終わり昇格プレーオフに進むことはできなかった。

2009-10シーズン、南区はついに2部リーグへの昇格を決めた。地区リーグで1位となり、合計4チームで争う昇格プレーオフでは3位におわったものの、東方体育会が昇格を辞退したため、昇格の権利を得た。

初の2部リーグ参加となった2010-11シーズン、南区は12チーム中4位に入り、優勝した深水埗体育会と10ポイント差でリーグを終えた。一方、2011年1月9日にはクラブ結成以降初のタイトルを獲得した。南区は決勝で花花足球会を破り香港ジュニアチャレンジシールドを獲得した。

2011-12シーズンには2部リーグで優勝した流浪足球会に3ポイント差の2位に入り、初の1部リーグ入りを果たした。

チーム名変遷[編集]

  • 2002年-2013年: 南区
  • 2013年-2014年: 皇室南区
  • 2014年-2015年: 南区
  • 2015年-現在: 冠忠南区

ホームスタジアム[編集]

南区足球会は南区を代表するサッカークラブであり、2007年より香港仔運動場をホームスタジアムとして利用している。以降、南区は常に香港仔運動場をホームスタジアムとして利用している。

南区が1部リーグに昇格した後も香港仔運動場をホームスタジアムとして利用している。

現所属メンバー[編集]

2013年8月7日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK 香港 鄭庭希
2 DF 香港 林浩鈞
3 DF スペイン エクトル・グラナード
5 DF スペイン ルベン・ロペス
7 MF 香港 鄒嘉華
8 FW スペイン ヤーゴ・ゴンサレス
9 FW スペイン ジョナタン・カリル
10 FW スペイン ディエギート
11 MF 香港 羅志焜
12 GK 香港 李陽軒
13 DF 香港 哈成智
14 MF 香港 曾梓軒
No. Pos. 選手名
15 DF 香港 陳卓光
16 MF 香港 顏樂楓
17 DF 香港 李毅凱
18 MF 香港 鐘漢池
19 GK 香港 曾文輝
21 MF 香港 郭霆謙
22 MF 香港 車潤秋
23 MF スペイン ランデル・パネラ
25 GK 香港 邱于銘
26 DF 香港 李思豪
27 MF 香港 羅渭達
33 MF 香港 葉頌朗

組織[編集]

南区足球会の組織[2]

  • 主席: 陳文俊
  • 球会総監: 黃焯添
  • 領隊: 陳雄亮
  • 秘書: 張錫容
  • 司庫: 陳潤添
  • 行政管理: 梅享富

コーチングスタッフ[3]

  • 監督: 馮凱文
  • フィジカルコーチ: 杜韋諾
  • GKコーチ: 董浩然

獲得タイトル[編集]

国内リーグ[編集]

準優勝: 2011–12
準優勝: 2006–07, 2007–08, 2009–10

カップ戦[編集]

優勝: 2010–11

歴代所属選手[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 球會資料 - 南區康樂體育促進會”. 香港サッカー協会. 2013年2月9日閲覧。
  2. ^ 球會架構”. 南区足球会公式サイト. 2013年2月9日閲覧。
  3. ^ 教練團”. 南区足球会公式サイト. 2013年2月9日閲覧。

外部リンク[編集]