北陸製薬

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北陸製薬株式会社(ほくりくせいやく)は、かつて存在した日本製薬会社

概要[編集]

1920年創業。東証1部、大証1部、名証1部に上場していた。自社で研究開発を行い、呼吸器用薬、消化器用薬、抗菌剤等を主力としていた。

経営上の問題により、1996年に独BASFの傘下入り。2001年、BASFの医薬品事業部門(Knoll AG)の売却に伴い、米アボット・ラボラトリーズの傘下となった。2003年に国内で同じアボット・ラボラトリーズの傘下であったダイナボット株式会社と合併し、アボットジャパンを経て、2015年11月、株式会社マイラン社によるアボットの一部事業の統合に伴い、マイランEPD合同会社として事業を開始した。

福井県勝山市にあった本社、研究所は閉鎖されたが、生産工場はマイランEPD合同会社へ移管され同社の勝山事業所となった後、2023年に勝山ファーマとして分離・独立し稼動を継続している。

沿革[編集]