冤親債主

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大般涅槃経

冤親債主(おんしんさいしゅ yuanqinzhaizhu)または怨家債主、怨親債主などとも言う。この言葉は「大般涅槃経」に出てくる仏教用語である[1]前世に至るまで自身と結んだ恩、怨、親、情などの因縁とその形成に至った四種類の衆生の事を言う。冤親とは怨家と親友の両方のことであり、つまりは仇と報恩のことで、その人との関係を言う。債主とは借金取りと返済の二種類のその人との関係のことを言う。仏道や仙道において、前世やその更に前においてこの怨恨や仇の者が現世において、その復讐にくる魂のことをよく指して言う[要出典]。つまりは前世において恨みがあれば、復讐に、恩があれば恩返しに、金を貸していれば、その金を返してもらう、借りがあれば返済していくという関係である。つまりは、因果応報に繋がるところであり、仏道や仙道において功徳や善徳を積むように勧めている理由の一つである[2][3]

脚注[編集]

註釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 冤亲债主_360百科”. baike.so.com. 2021年3月8日閲覧。
  2. ^ 冤亲债主是怎么来的?--学佛网”. www.xuefo.net. 2021年3月8日閲覧。
  3. ^ 浄空法師様法話抜粋 仏法からみる病気の原因”. 仏法を学ぶことは人生最高の享受!仏教は仏陀の教育!. 2021年3月8日閲覧。