全日本清心会

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空手拳法及び沖縄古武道の研究団体で特定非営利活動法人 全日本清心会(とくていひえいりかつどうほうじん ぜんにほんせいしんかい)は、2003年3月にNPO法人登記された空手道会派団体。正式名称本部道場名は清心館(せいしんかん)と言い札幌市に本部を置いている。

経過[編集]

1977年に発足した清心流空手道札幌支部(支部長大久保勝美)を母体に清心流空手道宗家菊地和雄の死後、1985年、清心館大久保道場として道場活動を継続し、北海道を中心に支部を展開。組織の拡大に伴い2002年に北海道における空手団体として初めての特定非営利活動法人申請をし、翌年認証を受けてNPO法人全日本清心会となる。

清心流においては宗家菊地和雄死後、旧支部の単一道場一会派といった分裂状態が続いたため、清心流を名乗る団体として最大規模となっている独立した団体であり流派名を「清心流拳法空手道」と称している。大久保派清心流とも言う。

技術顧問には、和道流教士、柔道師範、大東流顧問の室木洋一師範、沖縄剛柔流拳志会の外間哲弘会長(琉球古武術外間古武道宗家)が就任している。

活動[編集]

特定非営利活動促進法に則り、非営利事業としての空手教室活動を札幌を中心として北海道各地に空手倶楽部の通称名で支部教室を展開。教室の他、高校、大学空手部をはじめとして勤労青少年ホーム空手部等への指導など空手普及活動に務めている。又、北海道の他、千葉県、埼玉県、静岡県、山梨県、岡山県、福岡県、香川県などに支部活動域が広がったため、国内空手道部門を「全日本清心会空手道連盟」と呼称して活動している。 海外へも支部や加盟道場が増え、2011年に国際部門として「清心流国際空手道連盟」International Seishinryu Karate Federation(ISKF)を組織し世界20ヵ国以上に活動は広がっており流派を問わずして毎年、海外から多くの外国人が来館している。 空手以外にも国際交流活動や南アジアへの支援活動を行っている。

特徴[編集]

普段の稽古、指導においては基本、型、分解、相対稽古、連鎖組手を中心としていて競技向けの練習はほとんど行われていないが、競技参加を希望する場合は通常稽古の他、特設クラスでの対応がなされている。 スポーツ空手競技としては、安全面からの防具試合を中心に、寸止め試合(全日本空手道連盟)、フルコンタクト試合、形試合と固定化することなく参加しているのも特徴。 体育、健康としての空手に主眼をおいており成人は特に中高年齢者及び女性の比率が多い。

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練習体系は、基礎型と呼ばれる型を中心に行われ、主要な型は以下の通り。

  • 防御基礎型
  • 法型(上手法型、払手法型、横手法型、手刀手法型)
  • 太極(太極初段、太極二段、太極三段)
  • ピンアン(ピンアン初段~五段)
  • 体裁き(体裁き初段~三段)
  • 内歩進
  • セイリュー
  • 制引戦
  • パッサイ
  • クーサンクー
  • セーシャン

組手[編集]

練習における組手は、体育的要素の色濃い防御基礎型の防御技で行う初級向けの基本約束組手より始まる

  • 基本約束組手(9本)
  • 連鎖組手(相互に攻防の順序を決めて行う)
  • 分解組手(型の中の技法を分解して行い、基本分解、古流分解、応用分解の3段階で行う)

試合[編集]

安全面を重視して、防具付組手を採用している。

古武道[編集]

サイ、トンファー、棒といった沖縄古武道を主体に、居合も行う。

傘下団体[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]