全日本切手展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
全日本切手展
通称・略称 全日展
正式名称 全日本切手展
開催時期 7月中旬(2019年)
初回開催 1951年(昭和26年)
会場 すみだ産業会館(第1会場)
郵政博物館(第2会場)
主催 全日本切手展実行委員会
一般社団法人全日本郵趣連合
公益財団法人通信文化協会
後援 一般財団法人切手文化博物館
特定非営利活動法人日本郵便文化振興機構
日本郵便切手商協同組合
すみだ産業会館(第1会場)
郵政博物館(第2会場)への交通アクセス
最寄駅 錦糸町駅(第1会場)
押上駅(第2会場)

全日本切手展(ぜんにほんきっててん)は、日本における切手コレクションの展覧会。1951年より毎年開催されており、日本における切手、郵便文化の最新の研究成果の発表の場であるとともに、一般に向けてこれらの普及・促進を行うことを目的とする[1]。略称は全日展[2]

競争出品を公募して展示し、審査により金銀賞以上の作品には国際切手展への出品資格が与えられる。

切手展の歴史[編集]

第2次世界大戦後、日本において郵政省と郵趣団体が協力した展覧会が各地で頻繁に開催されたが、これらは逓信事業啓発が中心となり、今日的な展覧会のイメージではなかった。

全国規模の競争切手展の第1号は、1950年に日本橋三越で開催された「全日本切手コンクール」(朝日新聞社主催、郵政省後援)である。この展覧会は1回だけで終わり、1951年より「全日本切手展」(毎日新聞社主催、郵政省後援)へと継承された。

2011年まではかつての郵政省郵政事業庁郵便事業株式会社の主催により、財団法人日本郵趣協会、財団法人日本郵趣連合の後援を得て実施されていた。2012年は日本郵趣連合の主催、郵便事業株式会社・日本郵趣協会の後援という形になったが、2013年2月に日本郵趣連合が財団法人としての組織を解散し清算法人に移行したため、2013年は新発足した、国際郵趣連盟(FIP)加盟の新たな任意団体である日本郵趣連合(現在の一般社団法人全日本郵趣連合)と公益財団法人通信文化協会との共催となった[3]

その後、2014年には郵便学者内藤陽介を長とする「全日本切手展2014実行委員会」が発足し、上述の2つの共催団体に加えて3団体による共催体制となり、これに一般財団法人切手文化博物館特定非営利活動法人日本郵便文化振興機構、および日本郵便切手商協同組合の3者が後援団体に加わる新たな枠組みにより実施された。なお公益財団法人日本郵趣協会は、展示フレームを有償貸与する協力を行うのみとなり後援団体から外れた。

従来は郵政記念日(4月20日)前後に逓信総合博物館で行われていたが、年によっては日程が若干前後することがあった。逓信総合博物館が2013年に閉鎖されたことなどから、2014年は会場をすみだ産業会館及び郵政博物館に移し、時期も7月中旬~8月上旬に変更された。

切手展の審査[編集]

審査基準は募集要項上でその概要が発表される。従来の審査は絶対評価だけではなくある程度の相対評価も加味されていた。これは、旧郵政省時代より予算制約によってあらかじめ金賞、金銀賞など賞(メダル)数をある程度決めておく必要性からで、このためほぼ同じスコアの作品でも年度により賞のランクが異なるケースが生じうる状況にあった。こうしたなかで2014年からは、全日本切手展の審査基準が国際基準(100点を満点とするポイント制)に準拠したものへと大幅に改定され、賞のランクも国際切手展と同様(メダルは大金賞から銅賞まで)となった。

関連項目[編集]

  • スタンプショウ - 1977年から毎年ゴールデンウィーク前後に開催されるイベントで、正式名称は世界切手まつり。切手の楽しみを広げることを目的に、世界各国からブース出店、各種イベントなどが行われる。日本郵趣協会主催。
  • 全国切手展 - 1966年から毎年11月頃に開催される日本最大の郵趣コレクションの展覧会。日本郵趣協会主催。
  • 全国ユース切手展 - 1973年から毎年8月頃に開催されるユース層向けの展覧会。2011年を最後に開催されていない。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 全日本切手展 2016 (東京) 出品要項”. 全日本郵趣連合. 2016年5月15日閲覧。
  2. ^ 全日展出品受付中 - 日本郵趣連合暫定ブログ・2013年2月17日
  3. ^ 全日本切手展2013 - 日本郵趣連合暫定ブログ・2013年1月16日

外部リンク[編集]