佐原雅通

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佐原 雅通(さはら まさみち)は日本の学者、東海大学外国語教育センター所属の専任教授。ヨーロッパ語系、とりわけドイツオーストリアの文学や美術、文化史、思想史、自然観の変遷など幅広い分野の研究に励んでいる。東海大学ではドイツ語の講義や留学関係の仕事も担当しており、また多くの優れた著作・文献を発表している。

専門分野[編集]

主な研究テーマ[編集]

  • ドイツロマン派風景画
特にカール・グスタフ・カールス、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ

略歴[編集]

  • 1977年 中央大学文学部ドイツ文学 修了
  • 1983年 中央大学大学院文学研究科博士課程 単位取得満期退学

所属学会[編集]

  • 日本独文学会
  • オーストリア文学会
  • 日本ドイツ学会

主な著書・文献[編集]

  • ドイツ文法 プリーマ(1992)三修社
  • ドイツ文法プリーマ!バージョン2(1995)三修社
  • ドイツ語コミュニケーション・独検4級対応(2001)三修社
  • 300語で話すドイツ語(2001)三修社
  • ドイツ文法プリーマ!バージョン3(2005)三修社
  • 新ドイツ語コミュニケーション・独検4級対応(2007)三修社
  • ようこそベルリンへ!(2007)同学社

以下文献

  • ドイツ・ロマン派風景画の植生の発見―C.D.フリードリヒ、A.v.フンボルト、C.G.カールスが自然に見た神性(2004)
  • 科学と芸術の統合―A. v. フンボルトの「自然絵画」とカールスの「地球生命画」におけるエコロジー(2005)
  • 地質学とドイツ・ロマン派風景画―A. v. フンボルト、フリードリト、カールスにおける科学と芸術(2006)
  • 科学と芸術のインターフェイス(2007)
  • ドイツ・ロマン派時代の自然観―ノヴァーリスを中心に(2009)

関連項目[編集]