京都 - 四日市・津・伊勢線

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京都 - 四日市・津・伊勢線(きょうと - よっかいち・つ・いせせん)とは、京都府京都市三重県四日市市並びに津市を結ぶ高速バス路線である。また、途中滋賀県甲賀市を経由する。2014年3月31日までは伊勢市も結んでいた。

全席指定予約制である。

概要[編集]

伊勢線を除き、JR線・近鉄線で直行する列車がない京都三重県北部を直通する高速バスである。2008年2月、新名神高速道路亀山JCT - 草津JCT)の開通により、京都と三重県北部をより短距離で結ぶことができるようになったことを受けて開設された路線で、新名神の新規開業区間を通行する初の高速バス路線となった。新名神高速道路では開通後1年までに高速バス30便が新設された[1]とされるが、そのうち大半にあたる28便(四日市12、津8、伊勢8)が当路線によるものである。

運行会社[編集]

近鉄バスは2014年2月28日をもって撤退[2]

運行本数[編集]

停車停留所[編集]

京都 - 四日市
京都駅八条口ホテル京阪前) - 五条京阪(京阪清水五条駅) ⇔ 土山バスストップ ⇔ 生桑車庫 - 近鉄四日市 - 新正車庫
京都 - 津
京都駅八条口(ホテル京阪前) - 五条京阪(京阪清水五条駅) ⇔ 土山バスストップ ⇔ 関バスセンター - 三重会館 - 津駅
京都 - 伊勢(2014年3月31日をもって運行終了)
京都駅八条口(ホテル京阪前) - 五条京阪(京阪清水五条駅) ⇔ 土山バスストップ内宮前 - 外宮前 - 伊勢市駅前 - 三交伊勢
※ 伊勢発着便2往復のうち1往復は内宮前と土山バスストップには停車しない。

(注意点)

  • 京都府内だけの利用および三重県内だけの利用は不可。
  • 土山BSは滋賀県にあり、京都方向・三重方向どちらとも利用可能。
  • 京都駅での乗り場は京阪の乗り場であるホテル京阪前に統一されている。

運行経路[編集]

京都 - 四日市
京都市 - 京都東IC - 名神高速道路 - 草津JCT - 新名神高速道路 - 亀山JCT - 東名阪自動車道 - 四日市IC - 四日市市
京都 - 津
京都市 - 京都東IC - 名神高速道路 - 草津JCT - 新名神高速道路 - 亀山JCT - 東名阪自動車道 - 伊勢関IC - 伊勢自動車道 - 津IC - 津市
京都 - 伊勢(2014年3月31日をもって運行終了)
京都市 - 京都東IC - 名神高速道路 - 草津JCT - 新名神高速道路 - 亀山JCT - 東名阪自動車道 - 伊勢関IC - 伊勢自動車道 - 伊勢西IC) - 伊勢市

車両[編集]

近鉄バス 京都営業所
日野セレガFD トイレ付き(方向幕なし)/ 京都⇒津行き(サボのみ)
三重交通 UDトラックス
京都⇒伊勢行き
三重交通 いすゞガーラHD車
京都⇒四日市行き

沿革[編集]

  • 2007年12月19日: 路線認可申請(京都 - 四日市、京都 - 津)[3]
  • 2008年 3月 7日: 路線運行認可[4]
  • 2008年 3月13日: 予約受付開始。
  • 2008年 3月20日: 新名神高速道路の 亀山JCT - 草津田上IC間の開通に伴い、運行開始。
  • 2008年10月25日: 伊勢市方面への路線運行を開始。京都 - 津線のダイヤを改正[5]
  • 2010年 4月 1日: 伊勢市方面1日4往復から2往復に減便し、三重交通単独運行となる。
  • 2014年 3月 1日: 津方面1日4往復から3往復に減便し、三重交通単独運行となる[6]
  • 2014年 3月31日: 伊勢方面の運行を終了[7]
  • 2017年 4月 1日: 津方面1日3往復から2往復に減便。

利用状況[編集]

新聞報道[8]によると、運行開始から1ヶ月間で、乗客数は当初見込みの年間3万〜4万人の2倍近いペースで推移しており好調。ただ、東名阪自動車道の四日市IC - 亀山JCT間で渋滞が多発し、四日市便が影響を受けているという。

なお開通1周年を迎えた時点の三重交通の発表[9]によると、津系統は初年度利用人員が約3.1万人で目標(3万人)をやや上回る結果となった。また四日市系統は初年度利用人員が約6.4万人で目標を(4万人)を大きく超える結果となった。

その後、三重交通および近鉄バスは2009年9月に新名神を経由する路線の「第二弾」として、四日市 - 大阪線を設けている[10]

伊勢系統については、2008年10月の運行開始から2009年末までに約1.4万人(1日平均約33人)が利用したが、採算ラインの1日平均100人に達しないことなどにより、2010年4月1日から1日2往復に減便、三重交通単独で運行することとなった[11]

注釈[編集]

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  1. ^ NEXCO西日本「新たな日本の大動脈「新名神高速道路」開通から1年 新名神高速道路(亀山JCT - 草津田上IC間)の交通状況と整備効果」2009/04/03
  2. ^ 【3月1日〜】大阪〜四日市間、京都〜津間および大阪〜伊賀上野間高速バスのダイヤ変更と運行担当会社変更について”. 近鉄バス (2014年2月5日). 2014年3月31日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年1月12日閲覧。
  3. ^ 三重〜京都間高速バスの運行申請について (PDF) - 京阪バス 近鉄バス 三重交通 2007年12月20日[リンク切れ]
  4. ^ “三重〜京都間高速バスの運行開始について” (PDF) (プレスリリース), 京阪バス、近鉄バス、三重交通, (2008年3月10日), オリジナル2009年3月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20090319184257/http://www.sanco.co.jp/company/news/img/release0803_1.pdf 2011年10月7日閲覧。 
  5. ^ 「三重京都線(津〜京都系統)」の運行時刻を変更”. 三重交通. 2010年4月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年10月12日閲覧。
  6. ^ 「三重京都高速線」「四日市大阪高速線」「伊賀大阪高速線」ダイヤ改正のお知らせ”. 三重交通 (2014年2月7日). 2014年3月5日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年3月1日閲覧。
  7. ^ 高速バス伊勢京都線の運行終了について”. 三重交通 (2014年3月1日). 2015年1月12日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年1月12日閲覧。
  8. ^ 読売新聞(中部支社)2008年4月26日付[要ページ番号]
  9. ^ “京都高速バス開業1周年” (PDF) (プレスリリース), 三重交通, (2009年3月19日), オリジナル2009年4月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20090419233823/http://www.sanco.co.jp/company/news/img/release090319.pdf 2009年4月30日閲覧。 
  10. ^ “高速バス「四日市大阪高速線」の運行開始について” (PDF) (プレスリリース), 三重交通, (2009年9月1日), オリジナル2012年3月3日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120303050142/http://www.sanco.co.jp/company/news/img/release090901.pdf 2011年10月7日閲覧。 
  11. ^ 「3社共同運行 伊勢-京都間バス 4月から三交単独に 利用が伸びず 料金値下げも」伊勢新聞 2010年2月18日付 15面

外部リンク[編集]