五種の神器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タイ王室の五種の神器(1926年撮影)

五種の神器(เบญจราชกกุธภัณฑ์)は、タイ国王王権象徴する物で、日本皇室における三種の神器に類似する。国王の即位時に着用され、以下の5項目がそれである。

歴史[編集]

五種の神器の多くは、タイとしばしば敵対して侵攻したカンボジアに起源を持つと考えられている。

ラーマ2世の時代には神器は全部で七種あったが、ラーマ7世の時にチャット(傘)とプラセーンダープ(刀)が廃止され現在の物となった。

関連項目[編集]