中谷實

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中谷 実(なかたに みのる、1904年4月9日 - 1982年4月)は、日本の経済学者教育者

経歴[編集]

1904年(明治37年)4月9日、大阪府に生まれる。1928年(昭和3年)京都帝国大学経済学部卒業後、同学部講師となり1938年(昭和13年)に助教授、1946年(昭和21年)に教授。1968年(昭和43年)に京都大学を退官して名誉教授。同年、甲南大学の教授。1972年(昭和47年)から京都学園大学教授、翌年から1980年(昭和55年)まで同大学学長。1982年(昭和57年)4月死去[1][2]

受章歴[編集]

著作[編集]

  • 『預金通貨の研究』(大野榮一郎との共著) 有斐閣 1933年
  • 『新金融理論:預金通貨と中立貨幣』 有斐閣 1938年
  • 『金融論』 高文社 1951年

脚注[編集]

  1. ^ 故中谷實名誉教授・遺影および略歴”. 経済学会 (1982年). 2022年7月10日閲覧。
  2. ^ 京都学園大学・京都先端科学大学同窓会、49年の歩みと歴史”. 京都先端科学大学. 2022年7月10日閲覧。
  3. ^ 中谷実『出身県別 現代人物事典 西日本版』p950 サン・データ・システム 1980年