七昇亭花山文

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七昇亭 花山文(しちしょうてい かざぶん)は、落語家名跡。現在は空き名跡となっている。


5代目 七昇亭 花山文1854年8月 - 1914年1月14日)は、本名、美名本七郎。

5代目 七昇亭しちしょうてい 花山かざぶん
本名 美名本 七郎
生年月日 1854年8月
没年月日 1914年1月14日
師匠 3代目春風亭柳枝
4代目柳亭左楽
名跡 春風亭鶯枝
春風柳左衛門
5代目七昇亭花山文
家族 源一馬(実子)

経歴[編集]

人物[編集]

大声詩吟や鳥の真似、甚句などを得意とした。実の子が剣舞師の源一馬。後年一線を退き一馬の剣舞に併せて詩吟を歌っていた。

明治末には詩吟、都々逸大津絵節などの音曲中心にSPレコードを残している。

出典[編集]

  • 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
  • ご存じ古今東西噺家紳士録