七仏滅罪真言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

七仏滅罪真言とは、中国の真言系、禅宗浄土宗でよく唱えられる陀羅尼、真言で、十小呪の一つである。文殊菩薩からの問いに釈尊が答えたもので、経典は「大方等陀羅尼經」になる。過去七仏が共に話し、この陀羅尼を唱えたことで、重罪を取り除いたとされる[1]。この七の仏さまは毘婆尸仏尸棄仏毘舎浮仏倶留孫仏、倶那含牟尼仏、迦葉仏釈迦牟尼仏になる。

七仏滅罪真言のその功徳は罪障を消滅させるとされ、吉祥で平穏無事、物事が順調に行くとされ、後世にも福徳とされている。四重五逆の罪を犯したものは、この陀羅尼を唱えるのが最もよいとされる[2]


参考[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 七佛灭罪真言_360百科”. baike.so.com. 2020年11月23日閲覧。
  2. ^ 七佛灭罪真言的意思是什么?_360问答”. wenda.so.com. 2020年11月23日閲覧。