リブニーク - リプノ・ナド・ヴルタヴォウ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チェコ国鉄
路線番号195
路線総延長22 km
軌間1,435 mm
電圧25 kV(交流
最高速度60 km/h

リブニーク~リプノ・ナド・ヴルタヴォウ線チェコ語: Železniční trať Rybník – Lipno nad Vltavou)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は195

1911年開業。当初は直流電化の路線であったが、2005年に交流電化に変更した。

運行形態[編集]

普通[編集]

  • リブニーク - リプノ・ナド・ヴルタヴォウ
    2時間に1本の運行。夏季は増発され、1時間に1本の運行となる。大部分が線内のみの運行だが、196号線との直通列車もあり、リプノ → リブニーク → ホルニー・ドヴォルジシチェ、リプノ → リブニーク → ブヂェヨヴィツェの列車が片道1本ずつ運行される。
    過去の運行形態
    2017年以前は、全線通しが7-9往復で、2時間に1本の運行。ブヂェヨヴィツェ方面の直通列車が一日1.5往復運行していた。
    2016年8月4~22日は臨時ダイヤとなり、日中はヴィッシー・ブロドで系統が分割されていた。リブニーク - ヴィッシー・ブロド間は一日8.5往復の運行だが、ヴィッシー・ブロド - リプノ間は大幅に増発され、月~木曜日は1時間に1本、金~日曜日は1時間に2本運行されていた。
    2017年末に、196号線との直通列車が増発され、チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - リブニーク - ロウチョヴィツェの列車が平日と夏季の休日に4時間に1本運行する様になった。
    2019年末に、全線で増発され1-2時間に1本の運行となったが、196号線との直通は縮小し、上下片道1本ずつの運行となった。
    2020年末に、196号線との直通列車が、東行片道2本のみ(ドヴォルジシチェ行、ブヂェヨヴィツェ行、1本ずつ)となった。
    2023年度より、夏季を除き2時間に1本の運行となった。

過去の運行種別[編集]

  • 快速「スピェシニー(Sp)」
    • ブヂェヨヴィツェ - リブニーク - ヴィッシー・ブロド・クラーシテル
      2018,19年運行。2018年は夏・秋の月曜日に、2019年は5~7月の月曜日のみ、一日1往復運行していた。リブニーク以北は196号線に直通していた。195号線内は、途中ロジンベルクのみに停車していた。

臨時列車[編集]

  • オリンピック公園リオ-リプノ 2016号
    2016年の8月4~22日にのみ、チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - リブニーク - リプノ間に運行される臨時列車。一日1往復運行されるが、金・土曜日は一日3往復、日曜日は一日2往復となる。原則、リブニークとチェホラズ - リプノ間の各駅に停車するが、ブヂェヨヴィツェ行については金・土の1往復を除き、リブニークとチェホラズを通過する。
  • 「リペンカをダカルで」イベント列車
    夏季に週2日のみ運行。ヴィッシー・ブロド - リプノ間に、一日3往復の運行。うち1往復のみ、リブニークから196号線のブヂェヨヴィツェまで直通する。各駅に停車する。2018,19年運行。
    2018年度は、リブニーク方面行のみ、ヘルベルトフとチェホラズを通過していた。

駅一覧[編集]

以下では、チェコ国鉄195号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。

路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ Os 接続路線 所在地
195 リブニーク駅 - 0.0 196号線(プラハ方面、リンツ方面) 南ボヘミア州 チェスキー・クルムロフ郡
イェニーン駅(休止中)   (3.3)
ロジンベルク・ナド・ヴルタヴォウ駅 7.0 7.0  
ヘルベルトフ駅 1.4 8.4  
チェホラズ駅 2.2 10.6  
ヴィッシー・ブロド・クラーシテル駅 1.2 11.8  
チェルトヴァ・スチェナ駅 3.0 14.8  
ロウチョヴィツェ駅 4.3 19.1  
ロウチョヴィツェ停留所 1.6 20.7  
リプノ・ナド・ヴルタヴォウ駅 1.5 22.2