ラティーノ

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ラティノ(Latino)およびその女性形であるラティーナ(Latina)は、ラテンアメリカと文化的つながりを持つアメリカ合衆国の人々を指すものとして、英語スペイン語ポルトガル語で頻繁に使われる名詞および形容詞である。稀に、ラテンアメリカと文化的特徴を多く分かちあっているフィリピン人を指す言葉としても使われる。これは、フィリピンがスペインやアメリカによる統治を受けたことによるものであるが、一般的にはフィリピン人は東南アジア人として分類される。[1][2]

この言葉の定義と使われ方は、アメリカ合衆国のラティーノ・コミュニティによって、いくつかバリエーションがある。さまざまな政府系機関、特に米国国勢調査局には「ラティーノ」という言葉に独自の定義があり、それがコミュニティにおける使われ方に沿う場合と沿わない場合がある。これらの機関では、スペイン人という意味合いを含む「ヒスパニック」という言葉を採用し、「ラティーノ」はそれを含まないとされている。

歴史[編集]

ラティーノという言葉は、アメリカ合衆国におけるスペイン語からの借用語である[3][4](『オックスフォード・オンライン辞典』によると、起源はラテンアメリカ系スペイン語となっている)。その起源は一般的に、ラテンアメリカを意味するスペイン語である「ラティーノアメリカーノ」 (latinoamericano) の略語とされている。『オックスフォード英語辞典』では、その使用法は1946年にまでさかのぼる。

ラテンアメリカ」は、19世紀中ごろにフランスの南米人によって最初に作られた言葉である。1860年代にフランスがメキシコ出兵した際に、フランス人によってAmérique latine(ラテン系アメリカ人)として採用された。

1850年代後半までに「ラティーノ」という言葉は、カリフォルニア州の地方新聞、例えばカリフォルニオ(カリフォルニア在住ヒスパニック)による El Clamor Publico で「アメリカ・ラティーナ」や「ラティーノアメリカ」に関して書く際に使用され、「hemispheric membership in la raza latina」の省略形が「ラティーノ」であると認識された。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ the definition of Latino”. Dictionary.com. 2017年10月17日閲覧。
  2. ^ Anthony Christian Ocampo (2016). The Latinos of Asia: How Filipino Americans Break the Rules of Race. Stanford University Press. ISBN 978-0804797542 
  3. ^ "Latino, n.". Oxford English Dictionary (2nd ed.). Oxford University Press. 1989.
  4. ^ "latino". Merriam-Webster Dictionary. 2020年9月23日閲覧